韓国には「クムスジョ(金のスプーン)」という言葉があります。意味は「金持ち親のおかげて、特に努力しなくても贅沢な生活ができる人のこと」とありますが、多くは、裕福な家の人を羨んだり、嫌味をいう時に使うイメージがあります。しかし、韓国ドラマなどによく登場する「財閥」や「エリート」といった、いわゆるお金持ち家庭は実在するわけで...

韓国芸能界を見渡してみると、そんなお金持ち家庭に生まれたアイドルがちらほらといるようです。一緒に見ていきましょう。


まず一人目は「SUPERJUNIOR」のシウォンです。
彼のアダ名は「王子様」というだけに、彼のお父さんは韓国の某幼児ブランド会社の前社長とあります。セレブの街として知られるソウル・狎鴎亭には2つの高級マンションを所有しているといいます。


続いても、同じく「SUPERJUNIOR」のキュヒョンです。
彼のお父さんは塾の経営者であり、2012年には台湾に大規模な韓国語教育院を立ち上げたといいます。立ち上げ当初の塾生たちの90%がキュヒョンのファンであったといわれています。また、キュヒョン自身も、ソウル観光のメッカである明洞に8階建て60室からなるゲストハウスを立ち上げたといいます。


続いては「少女時代」のスヨンです。
彼女のお父さんは有名建築会社の社長として知られています。これゆえに、デビュー前から裕福な家庭に育ったスヨンですが、現在は彼女自身もソウルの一等地である論峴洞にビラを持っていて、時価27億3,000万ウォンともいわれています。


続いては、“タイの王子様”として有名な「2PM」ニックンです。
彼は学生時代から、お金持ちしか通えないというタイの「ワンカヌイスクール」に通っていました。1年間の学費はなんと約500万円。彼のお母さんはタイの製薬会社の社長で、お父さんは貿易会社の代表だといいます。


ニックンが元祖タイの王子様であるならば、次世代の王子様も忘れてはいけません。「NCT」のテンです。
タイでは名前が長いほどお金持ちだという説があるそうで、彼の本名は、“テンチッタポンリチャイヤポンクン”と長いです。また、「Shrewsbury International School」という国際学校出身であるとも知られています。こちらの学校は10年間の学費が2000万円以上にも上るそう。タイの平均年間収入が1人あたり67万円といわれていますから、この金額がどれほどのものかわかりますね。


続いては「ZE:A」のパク・ヒョンシクです。
彼のお父さんは、ドイツ製の輸入車B社の理事であり、グループのメンバーによると、デビュー前の練習生時代、パク・ヒョンシクの通帳には160万円も入っていて、彼はこれをお年玉とお小遣いと説明したそうです。


続いては「GOT7」のマークです。
まず、彼の生活はスケールが違います。スノーボードをするためだけに自宅のあるタイからスイスまで飛行地に乗っていってしまうほど。彼のお父さんもまた、かつて有能な事業家だったそうで、現在は引退しているといいます。


最後は「TWICE」のツウィです。
彼女のお母さんは別名“投資の神”と呼ばれた人。過去に、中国や台湾の美容整形外科に投資したことで知られています。韓流ブームに乗り、大陸でも美容整形ブームが過熱、事業は大成功を収めたといいます。現在ツウィは“大株主の娘”と呼ばれているそうです。


「クムスジョ」と聞けば、生まれながらにしてお金持ちで、なんの努力もしていない人を指すとありますが、今回ご紹介した8人は、自分たちの努力と実力で芸能界で花開いた人々です。“お金持ち”と聞けば、やっぱり羨ましいと思ってしまいますが、ぜひ、自分たちで開いた花道を歩む、素敵な人生を生きてほしいと思います♪