「4Minute」、「RAINBOW」、「2NE1」などの人気グループが結成7年を超えられず解散する事態「7年目のジンクス」について、日本のマスコミも注目しています。

日経スタイルは17日「K-POP“7年目のジンクス”脱退、活動中断が継続される裏事情」というタイトルの記事を通して「最近の何年間韓国音楽界で人気グループのメンバーの脱退と独立、活動中断が話題になる度に出て来るキーワードが“7年目のジンクス”だ」と紹介しました。また日本で2011年にデビューし、K-POPブームを起こした、「KARA」や「少女時代」もこのジンクスを避けられなかったと付け加えました。

日経スタイルは「7年目のジンクス」が信じられる根拠について、1つ目に「KARA」、「少女時代」という韓国芸能界の2大トップグループからデビュー7年目に脱退者が出た事、そして2つ目の根拠について「標準契約書の存在」を挙げました。韓国ではアイドルが所属事務所と専属契約を結び、ほとんどが2009年に制定された「大衆文化芸術人標準専属契約書」を利用しており、この契約書で契約期間が最長7年と決められていることから、これ以降は再契約を検討できます。契約当時新人だったアイドルが7年の活動を終えると、もっと有利な条件で再契約したり、他の所属事務所に移籍する可能性があります。

標準契約書ができる前は、契約期間が無く「奴隷契約」と呼ばれ問題視されていたので、アイドルからすると標準契約書は「救済」でありながら、所属事務所側からは7年後に決別もありえるので投資を回収したいという負担感があるとしています。

今年が2009年の標準契約書導入からちょうど7年です。デビュー7年目を迎えるアーティストのファンは、何事も無く過ぎてくれることを望んでいると伝えました。