今年末も歌謡授賞式の放送の無い韓国地上波3社が、歌謡祭を行うことを伝えました。

韓国KBS、MBC、SBSなどの地上波3社によると公平性論議などで2000年代中盤から廃止された年末歌謡授賞式は行わない代わりに、音楽祭として、視聴者たちに楽しさや面白さを見せる予定を伝えました。

SBSは、2015年の歌謡大典で、「今年のリーダー賞」など、小さなサプライズ賞の授賞を行いましたが、今年末の歌謡大典では初めから授賞ではなく、音楽フェス形式で放送を繰り広げました。

人気男性グループ「BIGBANG」の出演を確定したSBS側は、今年20周年を迎え、特別な舞台演出をはじめ、出演者らのラインナップに注目を集め、今年一年の歌謡界を締め括る「SBS歌謡大典」は、先日26日に放送が終了しました。

2009年に授賞式を廃止し、「歌謡大祭り」として変えたKBSも授賞式の無く、純粋な音楽祭としての放送を進めました。

予め、人気俳優のパク・ボゴムと人気アイドルグループ“「AOA」ソリョンが「2016KBS歌謡大祭り」のMCに抜擢されました。K-POPスターたちが総出演する「2016歌謡大祭り」は、29日に放送が終了しました。

さかのぼる2006年、最初の年末歌謡授賞式を廃止したMBCも今年は今年度の歌謡界を決算するとして、31日に音楽番組を放送する予定です。
これら放送局3社は「これ以上順位を決めての授賞式は、時代の流れに合わないと思われ、廃止した」とし、「一年間頑張って活動を行ってきた歌手たちと共に、盛り上がる場を設けることが視聴者たちからも高い評価を受けている」と伝えました。