少女時代」のテヨンが、自身のコンサートのステージ上に置いたクリスマスツリーに隠された秘密について言及しました。それには彼女にとって特別なエピソードがあるといいます。

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テヨンは12月22日から24日までの3日間、ソウル・キョンヒ大学の平和の殿堂にてクリスマススペシャルライブを開催しました。

この日のコンサートのコンセプトは“クリスマス”であったことから、ステージには一つのツリーが飾られました。彼女がこのツリーに言及するまで、ファンの人々は舞台の小物の一部だと考えていました。

しかし、このツリーは単なる小物ではなかったのです。彼女は24日の公演の中で、このツリーについて言及しました。

テヨンの隣に飾られたこのツリーは彼女が自宅から持ってきたものだといいます。このツリーが大好きだという彼女は季節に関係なく、たまにライトアップさせてみることもあるというほど。

彼女は「このツリーは、少し前に遠く旅行に旅立った友だちが昨年の今頃にクリスマスプレゼントとしてくれたもの」と語り始めました。

彼女がここで言及した“友だち”とは、12月18日にこの世を去った「SHINee」の故ジョンヒョンだったのです。


テヨンは「舞台に一緒に立つために自分で持ってきました」と語り、“This Christmas”を歌う間、ツリーを優しく撫でる姿を見せました。


実際にこのツリーはテヨンのSNSに登場したことがあり、24日に更新されたSNSにもツリーの写真が登場しました。



また、この日の公演の最後に彼女は、ジョンヒョンについての思いを口にしました。

「遠くに行ってしまったジョンヒョンもありがとう。私は遠くに行きません」と涙を流したといいます。


またテヨンは、公演開始前にもスクリーンに長文のメッセージを掲載しました。

そこには「私にとって立派なアーティストであり、とても大切な存在であったジョンヒョンが私たちの元から旅立ちました」、「互いに似ていたため、もっと抱きしめて、慰めてあげたかった。これ以上共にすることができないという現実が悲しく、胸が苦しいです」と綴られました。


続けて「みなさんも、ジョンヒョンと彼の音楽を記憶し、彼を覚えておいてください。ジョンヒョンが寂しくないように、ジョンヒョンがいる所まで私の声が聴こえるように努力します。一緒に応援してくださるとありがたいです。テヨン」と締めくくられたのでありました。