日本においてお弁当やさんはポピュラーなものですが、韓国ではまだそこまでではありません。その理由として、気軽に立ち寄れるご飯やさんが多いこと、価格が安いこと、そしてほとんどのお店で「ポジャン(お持ち帰り)」ができることが挙げられると思います。
これにより韓国のお弁当市場がグーンと伸びるわけでもなく、コンビニ弁当なんかもいまいちパッとしませんが、韓国で最初のお弁当フランチャイズ「ハンソッ(한솥)」は広く知られているほうです。

1993年度にオープンした「ハンソッ」の第1号店を皮切りに、主に駅周辺や大学の近くに店舗が見られます。頻繁に食べるわけではないけれど、近所にあったら嬉しいと思えるお店です。

「ハンソッ」の特徴は、お店の中で食べることができるという点。ファーストフード店のように、お持ち帰りですか?といったことが聞かれます。給食のようにおぼんに乗って提供されるお弁当をササッと食べて帰る人々がたくさんいます。


お弁当の内容は、きっと日本のものを参考にしているのか、日本的なメニューが多いです。(個人的には日本発の企業かと思っていましたが、どこにもそのような記述はないため断言はできません)

カラアゲやハンバーグ、焼き魚といったメニューが豊富なので、ちょっと日本食が恋しくなった時にも食べたいお弁当です。気になった方は、ぜひ「ハンソッ」のお弁当を食べてみてくださいね!