忙しいとついつい、簡単な味付けのものや火を使わずにサッと出来る料理になりがち。食卓のメニューもマンネリ化しがちですよね。

サラダもいつも同じような具材に、定番のドレッシングになっていませんか?彩りにも食感にも、もっと変化があったら、食卓もいっそう華やぐに違いありません。今回はあまり知られていないけれど生でも食べられる、サラダにも大活躍する意外な野菜をご紹介します。

・かぼちゃ(コリンキー)
日本で品種改良されてできた生食できる黄色いかぼちゃです。スライスしてそのままサラダにするのと鮮やかなレモンイエローでサラダが華やぎます。細切りにして炒め物などでも美味しいそうですよ。

・なす(サラダなす、水なす)
細切りにして、きゅうりとともにポン酢で和え、鰹節をかけて頂くと、みずみずしい即席酢のものの完成です。箸休めにぴったり。冷ややっこにのせても良いですね。

・ズッキーニ
加熱するのが当たり前というイメージが強いですが、ズッキーニも生でOKです。薄くスライスして、塩とオリーブオイル、マヨネーズなどと和えて洋風サラダにすると意外にもパクパク食べられちゃいます。

・ほうれん草
えぐみがあるのでは?と心配されるかもしれませんが、サラダ用品種のほうれん草なら大丈夫。おすすめはごま油をベースにした中華風ドレッシング。ゴマとの相性がバッチリです。

・とうもろこし(ホワイト)
ピュアホワイトという品種は生食できます。白い粒はそのままかじるとジューシー、その甘さは感動ものですよ。生食できるトウモロコシを手に入れたら、茹でずにガブりと、かじりついてみて下さい。

このほかにも、モヤシ、マッシュルーム、ブロッコリーなど、茹でたり炒めたりして食べるのが普通と思われている野菜の中にも、実は生食できるものが多くあります。

色々な野菜が入ると、見た目も華やかになりますし、シャキシャキ、コリコリといろんな食感が楽しめます。生野菜には生きた酵素とビタミンやミネラルがたっぷりですので、夏に弱った胃腸の元気を取り戻すためにも、よく噛んでいただくとよいでしょう。

ただし全ての野菜に共通して言えることですが、生食をするためにはお野菜そのものが新鮮であることが大前提です。なるべくフレッシュなものを選んで使ってくださいね。ドレッシングも工夫して、積極的にたっぷり生のお野菜をいただきましょう。