ガールズグループの世代交代が本格化しています。

「TWICE」、「GFRIEND」など新人勢力の活躍が目立つ中、K-POPブームを引っ張ってきた第2世代ガールズグループはメンバー脱退などの知らせが相次いでいます。

以前には「WonderGirls」もメンバー交代を繰り返したことで長い空白期間を過ごし、「KARA」は所属事務所と再契約をしなかったことでメンバーたちが散り散りになったことで事実上解散状態です。また「少女時代」からはジェシカがチームを脱退し、「f(x)」からはソルリが脱退し俳優へと転向しました。「AFTERSCHOOL」はメンバーの入れ替えを繰り返し、チームとしての活動は中断されています。

2010年にデビューした「MissA」を除いて、2007年~2009年頃にデビューしたグループたちを、1990年代に活躍した「S.E.S」、「Fin.K.L」に続いて2世代ガールズグループと分類します。

彼女たちは海外で大きな活躍を見せ、K-POPブームをけん引してきました。しかし元祖メンバーたちの完全体としての活動が不可能となり、アルバムを出す周期も長くなりました。

その中で2007年デビュー同期の「少女時代」と「WonderGirls」、「KARA」は2世代ガールズグループ市場を引っ張ってきた主役と言えます。業界では活動が長くなると完全体としての活動を期待しにくいと言われています。最近、ジアの脱退を発表した「MissA」もまた「残った三人は当分個別に活動する。」と明かしました。

第2世代のガールズグループが停滞している間に、新人ガールズグループの活躍が目立っています。
2012年にデビューした「EXID」と「AOA」が2014年頃から人気上昇し、去年デビューした「GFRIEND」、「TWICE」、「I.O.I」などが新しい流れを作りました。

業界ではガールズグループの世代交代が一層加速するという見方が強いようです。