歌手ヒョナが、所属していたガールズグループ「4Minute」が解散したことによって、苦しい心境を告白しました。

ヒョナは、16日に放送されたMBCエブリワン「ヒョナのX-19」のなかで、「解散という表現が嫌だ」と吐き出しました。

ヒョナはこの放送を通じて、ソロ歌手として歌謡界にカムバックする過程も公開しました。これに伴い、開かれた記者会見での様子も映っていて、その直後の彼女の様子を見ることもできます。

記者会見では、「4Minute」の解散について言及されることが多く、気丈に答える様子が見られましたが、本当の彼女は、会見後にしゃがみ込んでしまうほど、疲れてしまっている様子。
ヒョナは「解散っていう表現が何でこんなに嫌なんだろう?」と気持ちを吐き出し始め、解散発表から現在にいたるまでの自身への視線についても語りました。

「4Minuteから、ソロ歌手になってすがすがしいでしょ?という感じで聞いてくるような気がする」「どうやって、自分がやりたいように生きられるというの?私一人でできる決定じゃないのに、とても簡単に消費されるみたい」と、自身を渦巻く環境に心を痛めている様子。

また、かつてのメンバーたちについても語りました。
「他のメンバーはまだ、どこにも私の話をしていないし、できる環境でもない。でも私はずっとそんな話をしている。私のアルバムがでたから(メディアに出る状態になって)話さないといけないような状況に流れてる」。

「何も話したくないのに、何でも話してしまう自分が嫌だ」と涙を流しながら、苦しい胸の内を語りました。
“解散”というものは、もちろんファンにとっても悲しいターニングポイントであるように、当人たちにとっても苦しい決定だったと思います。

「4Minute」のなかでも、もっとも目立つメンバーであり、グループ活動当時も並行してソロ活動を行ってきたヒョナに対して、視線が集中してしまうのは仕方がないことなのかもしれないが、少なくとも今回の事で彼女も傷ついたことがわかります。今は、元「4Minute」のメンバーとしてではなく、“歌手ヒョナ”として彼女に注目してあげることが彼女の救いになりそうですね。