認知度や人気が高まり、自らの視野が広がったスターたちは、所属事務所との契約期間が満了すると延長したり他の所属事務所を選んだりせず、「個人事務所設立」という手段をとったりします。もちろんそのまま共にする道や、新しい事務所に移る場合の方が多いです。

最近女優カン・ソラが個人事務所設立の道を選び、他にもキム・ユンジン、キム・テヒ、チョン・ジュナ、RAIN、SE7ENなども独立しました。

主にデビューして10年を超えたスターたちが個人事務所を設立する傾向があります。一人で芸能活動をすることは長所と短所があります。自分のやりたい時にやりたい作品や曲を選ぶことができるという良い面がある反面、負担になる部分もあります。

経営のノウハウや知識がないスターが会社の運営に関与するので、危機対処能力が顕著に落ちます。これに対し会社の経営をする代表者を置いて、彼らに運営を任せたりもしますが、最終決定はアーティスト本人にかかっています。収益分配が無いので高収益を出せる代わりに、危険も伴います。

ある芸能関係者によると「個人事務所設立の最も大きな理由は、作品の決定権にある。本人がやりたい時に作品を選べる自由さがある。また個人で運営するスターたち同士で情報を共有し、助け合ったりしている。誰かの干渉を受けずに決定できる長所はあるが、それによる責任も本人が解決すべき問題。」と話しました。