時ならぬ「EXO」メンバーとの契約紛争にSMの株価が急落しました。
1日、韓国取引所によると、SMエンターテイメント(以下、SM)の株価は前日比7.2%(7900ウォン:約821円)下落した10万1800ウォン(約10,583円)で取引を終えました。序盤に4%台の上昇傾向を見せたSMは、「EXO-CBX」のメンバーであるベクヒョンとシウミン、チェンの契約紛争のニュースに急落し、8%台まで下落しました。

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まずベクヒョン、シウミン、チェンは法定代理人を通じて立場文を出し、SMの専属契約解除を通知したと明らかにしました。彼らはSMに7度も精算資料及び精算根拠の写しを要請する内容証明を送ったが、SMが資料を提供せず、専属契約解除を通知することになったと説明しました。
これに対してSMは立場文を出し、外部勢力がベクヒョン、シウミン、チェンに接近してチームを揺さぶっていると推定されると法的対応を示唆した。また、精算資料がきちんと提供されなかったという趣旨のアーティストの主張は全く事実ではないと反論しました。


SMは今回の紛争と関連してBig Planet Madeエンタに内容証明を発送した。Big Planet Madeエンタをベクヒョン、シウミン、チェンに接近した外部勢力と見ているのです。これに対してBig Planet Madeエンタはこの日立場文を出して「報道に言及されたアーティストとは会ったこともなく、そのいかなる専属契約に関する議論や意見を交わしたこともない」と反論しました。



続いて法的対応という強硬な立場もちらつかせた。Big Planet Madeエンタは「最近SMから代表取締役名義で内容証明を受けたのは間違いない」としながらも、「他エンター社の内部契約状況をなんの関係もない本社と結び付けた意図が何なのか遺憾なばかりです。このように主張する場合は強硬に法的対応する」と明らかにしました。

こうして予想外の法的紛争に株主たちは驚いたはずだ。ある株主の掲示板には「奴隷契約は本当か」「東方神起の時と変化したものはないのか」など様々な意見が掲示されました。さらに証券街では、下半期のNCTとEXO、SHINeeなど様々なアーティストたちの活動で実績の牽引を見込んだだけに、今回の紛争が長期化する場合、実績への打撃も避けられないものと見られます。

匿名を要請したあるファンドマネージャーは「エンター産業は結局人が重要な産業」とし「もし今回の紛争の結果によって歌手中心の契約書を作成するとしても、企業の収益性は悪化するだろう」と見通しました。
一方、金融情報会社のF&Gによると、今年SMの予想売上高、営業利益は1兆77億ウォン(約1048億円)、1375億ウォン(約143億円)で、それぞれ昨年比18.4%、51%増加すると見込まれているため、今回の紛争の行方が注目されています。