韓国芸能界ではデビューするまでの期間を“練習生”として過ごした人がたくさんいます。アイドルや歌手デビューを目指す少年少女にとって、この期間は避けて通れないものだと考えられています。

しかし!ごく少数ではありますが、練習生期間をほぼ過ごすことなくデビューできた例もあるといいます。ご紹介しましょう。


「MissA」のメンバーであり女優としても活躍をするスジ。彼女はオーディションプログラム「スーパースターK」に挑戦した際、トイレで「JYPエンターテインメント」関係者にスカウトされ、その後10か月間だけ歌・ダンスのレッスンをし、2010年にデビューしました。


「GOT7」のヨンジェ。元々歌唱力に長けていた彼は、7か月ほど苦手なダンスのレッスンに取り組みデビューしたといいます。


「Apink」のチョン・ウンジ。彼女も歌唱力に長けていたため、練習生期間はたったの2か月。「Apink」のデビューが間近に迫っていたため、汽車の中でオーディションを受けたといいます。


「BIGBANG」のスンリ。彼の練習生期間もおおよそ10か月。サバイバルオーディション「BIGBANGドキュ」を通じてメンバーに加入しました。


「Lovelyz」のチョン・へイン。元々舞踊を習っていたという彼女。足首の負傷により舞踊を辞めた後、実用音楽塾に通っていた頃にオーディションを受け、「Lovelyz」のメンバーになりました。練習生期間は4か月。


「EXO」のチェンとベクヒョン。チェンは通っていた実用音楽塾の先生の推薦により「SMエンターテインメント」にスカウトされ、ベクヒョンは音大の実技試験を前に、学校の前で発声練習をしていたところ「SMエンターテインメント」のスタッフにスカウトされたといいます。ベクヒョンが先に練習生として入社し、その3日後にチェンが入社したといいます。彼らは4か月の練習生生活を経た後、「EXO」としてデビューしました。


「Wonder Girls」出身で歌手のイェウン。当時の所属事務所であった「SMエンターテインメント」はオーディションを通じて「Wonder Girls」のメンバーを選んだため、これに合格したイェウンにはほぼ練習生期間がなかったといいます。


平均的に練習生たちはデビューまで3~4年がかかると言われています。その中でも特に長い人は10年程かかる場合もあるとされます。長い練習生もいる反面、彼らのように1年も満たない場合もあるということ。ラッキーと言えば良いのか、それを上回る実力が、きっとあったのでしょうね。