プロジェクトボーイズグループ「WANNA-ONE」のイ・デフィが日本を旅行中に涙を流しました。実は、彼が日本を訪れたのには特別な理由があったようです。

12月15日に放送されたMnet「Wanna One Go」では「WANNA-ONE」のイ・デフィ、ファン・ミンヒョン、ハ・ソンウンが日本・大阪を訪問する姿が描かれました。

これに先立ちイ・デフィは制作陣とのインタビューの中で「WANNA-ONEとして活動している間に、必ず行きたいところがある」と明かしていました。それこそが日本だったのです。

彼は日本で幼少時代を過ごしていたといいます。そして「必ず会わないといけない人がいる」と明かし、ファン・ミンヒョンとハ・ソンウンはそれが誰なのか気になる様子を見せました。

イ・デフィはその場所へ出向く前に花屋に立ち寄り、大きな花束を購入しました。そして「初めて生きたお金で必ず花束を買ってあげたかったのです」と語りました。

そんな彼らが到着したのは、イ・デフィのお父さんが眠るお墓でした。彼がここを訪れるのはデビューしてから初めてだといいます。

イ・デフィは自分で買った花束をお墓に供えました。そして、耐えきれず涙を流してしまうのでした。

彼は「とても久しぶりにきました。会いたかったです」と話し、「本当はたくさん憎んでいました。他の人にはみんなお父さんがいるのに、友だちの中でも自分にだけお父さんがいなかった」と明かしたのです。

続けて「からかわれたりもしました。だから憎かったです。しかし、こんな風にデビューしてから会うことができてとても嬉しいです」とし、「生きていたらこんな風にカッコよく歌って踊る姿を見てもらえたのに。見せてあげられなくて申し訳ないです」と、亡きお父さんへの思いを伝え、メンバーたちのサイン入りのアルバムCDを一緒に供えたのでありました。