「油」と聞くと大抵の女性は敬遠して嫌がりますね。油には太るとか、ニキビができやすくなるとか悪いイメージがついているので、油っこい食事はなるべく避ける人が多いのではないでしょうか。

けれど油にもいろんな種類があり、良質の油だったら美肌やダイエットには欠かせないものなんです。例えばオリーブオイル、アボガド、アーモンドなどに含まれる脂肪酸は細胞膜を柔らかくして、栄養の吸収を高めてくれるばかりか肌に潤いやツヤを与えます。

魚、エゴマ、クルミなどに含まれる油も良い油です。
食後の満腹感が長続きするし、血糖値のアップダウンを整える効果があるので、衝動的なドカ食いを抑えダイエットに適しています。

良質の油と反対になるべく避けたい悪い油は、トランス脂肪酸。
加工食品には必ずといっていいほど使われていて、代表的なものにスーパーのお惣菜、冷凍食品、マーガリン、ショートニングなどがあります。

細胞にダメージを与え老化を早め、メタボリック症候群になりやすいことや心臓病、不妊の原因になるともいわれています。市販のお菓子にはこの油が使われているので、食べ過ぎにはくれぐれも注意してください。

以上のことから、美肌とダイエットのために良質の油が必要ということがわかっていただけると思います。

1日に1さじでいいので、良質の油をとる。
良い油と悪い油を見極めて、健やかなカラダ作りをしましょう。