今では世界中で多く愛されるようになったK-POPですが、実際にこの一年、現地韓国ではどんな曲が人気を集めたのでしょうか?韓国No.1ポータルサイトNAVERで、2015年に世代+性別ごと共感を集めた曲のランキングが発表されました。

10代男性のベスト10ランキングでは、Mnetのオーディション番組『show me the money』に出演する前から韓国のアンダーグラウンドでは既に超有名人だったという実力派のラッパーマッド・クラウンの『Fire』がアイドル勢を抑えて1位の座に輝きました。

20代男性のランキングでは、久しぶりにカムバックしたM.C.tha Max『あの男は・・・』が1位。また、ベスト10にランキングした曲のうち、なんと7曲がヒップホップとなり、2015年韓国で吹き荒れたヒップホップブームを象徴するかのような結果となりました。

30代男性は、「懐かしい顔」が大挙ランクイン。1位のナオルはもちろん、2位のイム・チャンジョン、3位のジヌションなど、1990年代に活躍した歌手たちが久しぶりに曲を発表、20代の頃、彼らのファンであっただろう30代男性の共感を得て、上位ランクインとなりました。

一方、40代男性のランキングでは、最もバラエティに富んだアーティストがランクインする結果に。オーディション番組から排出されたスターチョン・スンファンや人気絶頂のガールグループAOA、はたまた懐かしのスターキム・ヨヌなど音楽ジャンルも世代も多彩な顔ぶれとなりました。

最後に50代男性のランキングでは、いつものごとくトロットが優勢。1位は、チャン・ユンジョンに代わり新たな韓国トロット界の女王として君臨中のホン・ジニョン『Cheer up』となりました。