ボーイズグループ「ZE:A」出身の俳優イム・シワンが、軍除隊後、グレードアップした姿でカメラの前に立ちました。

イム・シワンは最近、ファッション誌「COSMOPOLITAN」のグラビア撮影およびインタビューに参加しました。4月18日に公開された写真では、入隊前よりも深い男性美を帯びた彼の姿が写されました。

今年3月に軍除隊を迎えたイム・シワンは、個人SNSを開設し、ファンの人々と交流を行うようになりました。軍隊にいる間、ファンの人々が贈ってくれたプレゼントや手紙に励まされたという感謝の思いからSNSを開始することを決めたといいます。

彼は「ファンの方々の愛を、当然のように受け取っていたのではないかと考えるようになりました。何でも良いから、もっとたくさんお返ししながら生きていかなければと反省もしました。SNSを始めたのはその一環でもあり、ファンの人々とより多くの交流をするという意思の表現でもあります」と明かしました。

入隊前から「身体を鍛えよう」と決心していたという彼は、撮影現場でも鮮明な腹筋を誇りました。


彼は「大変な思いをしながら運動をして身体を鍛えましたが、多分これが最後になると思います。鍛えるのがとても大変で、これを維持しないといけないという思いさえ沸きません。こんなに辛いことを趣味にしている人もいるじゃないですか。一番理解できないのは“運動中毒”です。僕にとって、絶対ありえない単語です」と、トレーニングに厳しさについて語りました。

除隊後の復帰作に、ウェブ漫画を原作としたドラマ「他人は地獄だ」を選択したイム・シワン。これについて彼は「軍隊の後輩が、ウェブ漫画をドラマにした時、僕が主人公を演じたらよく似合うと思うと言われました。読者の立場から見た時は、楽しいとだけ思っていましたが、僕が本当に劇中の人物を演じることになるなんて思いませんでした」と語りました。

軍隊では、俳優を夢見る若者と会話をする機会も多かったという彼は、「ある日、ある子が“兄さんは地元のアニキのようです”と言ってくれたのですが、その言葉が脳裏に刺さりました。それが僕の方向性なのではないかと考えるようになった」とし、“人の匂いがする俳優”になりたいと、今後の願いを語りました。

日頃、楽しい歌を歌うのが好きだという彼は「歌が好きで歌手としてデビューしました。一人でカラオケに行くこともあります。行って、サービス時間もたっぷり使うほどたくさん歌を歌って出てきます」とし、「ZE:Aのメンバーとはしょっちゅう会えなくても、繋がっている信じています」と、メンバーに対する思いも明かしました。