日本ではお酒を呑む時に、悪酔いや二日酔い予防のために“ウコン”がよく飲まれていますが、韓国では“ホッケ(헛개)”という植物のエキスが一般的です。

“ホッケ”といっても、魚の“ほっけ”ではありません。
学名は「oriental raisin tree」といって、日本では「ケンポナシ」と呼ばれる植物で、これの抽出液が二日酔いに効果的なのです!

お酒関連のみならず、健康に良いということもあって、近年韓国ではホッケのお茶や、サプリメントなど“ホッケ市場”が広がっていますが、やはり二日酔いの薬というイメージが強いです。コンビニなどで売られているホッケアイテムを飲むだけで“予防”に効果的ですが、翌日思ったより二日酔いがひどくて辛い場合は薬局に駆け込みましょう。

二日酔いは“숙취(スッチ)”といいます。
スッチに良いものを下さいと伝えると、強めのホッケが出てきます・・・ほぼ原液に近いものかと...とってもマズイですが効果は絶大です。二日酔いを瞬時に消し去りたい場合は、胃を保護してくれる薬も出してもらえるので、上の写真のように3種類ぐらいになるでしょう。

お酒は翌日に持ち越さないぐらい、ほどほどに楽しみたいですが、どうしようもない時ってありますよね。特に韓国では焼酎もロックでガンガンいくことが多いので...もしもの時のために“ホッケ”!頭の片隅に入れておけば怖いものなし!?