しかし、ここで注目したいのは「I.O.I」の今後の活動についてです。
「I.O.I」は、所属事務所がバラバラの少女たちで構成されたグループです。“11ヶ月間限定”という、いわゆる“期間限定グループ”であるがゆえに、現在は「YMCエンターテインメント」が「I.O.I」をサポートする芸能事務所という位置づけでいますが、彼女たちにはそれぞれ所属事務所があるわけで、「I.O.I」として活動中も各々の事務所で個人活動は許されているものの、「I.O.I」の活動に支障をきたしてはいけないというルールもあるそうです。
また、彼女たちがデビューした「5月」に注目してみても、同時期にカムバックをする（した）先輩アーティストもたくさんいて、「PRODUCE101」が練習生同士の競争であったと言うならば、これからは韓国歌謡界で真っ向勝負をしていくことになるのです。注目度だけでオリコンチャート上位を獲得することができるのかは断言できず、ここからは彼女たちの実力にかかっているとも言えます。
そして「I.O.I」の活動が終わる頃には、それぞれの所属事務所に戻り、今後の活動について再検討される日がやってくることでしょう。メンバー個人としての進路はこの時こそが本当のスタートと言えます。
韓国芸能界、アイドル界で生き残れるのか・・・今はただただ、花開いたばかりの「I.O.I」を応援したいですね。
