ルイボスティーというお茶が今とても注目されています。名前は聞いたことがあるけど飲んだことのない人もいるかもしれませんが、ルイボスティーは体に良い、ノンカフェインのお茶です。女性には特に良いと原産地の南アフリカ共和国では言われているそうです。

【ノンカフェイン】
ルイボスティーはノンカフェインです。妊娠中・授乳中の方も安心して飲めます。珈琲、紅茶だけでなく、緑茶やウーロン茶にもカフェインは含まれています。胎児や乳児にはカフェインの刺激は強すぎる上、カフェインを排泄するだけの腎臓の機能も未発達の状態です。何気なく飲んでいた飲み物も妊婦に以降は離乳するまで我慢です。その点、ルイボスティーはノンカフェインでお勧めです。

【ルイボスティーの味は?色は?】
ルイボスティーの色は茶葉の段階ですでに赤いのですが、ティーポットに茶葉を入れてお湯を注いで数分経つとその茶葉の色そのままの、紅茶のようにキレイな赤いお茶になります。味は若干渋みが感じられますが濃い緑茶ほど渋くはなく、飲みやすいお茶です。

【ミネラルたっぷりなのはアフリカの大地の賜物】
ルイボスティーはミネラルたっぷりです。特に現代人が不足しがちなカルシウムやマグネシウムを豊富に含んでいます。ミネラルと言っても外国から輸入されるお茶類の中には人体に有害な鉛やヒ素、水銀などが含まれる場合もありますが、専門店などで購入すればそういう物が含まれていないかチェックして販売しているので安心です。ルイボスティーは世界広しといえども、たった一か所でしか生産されていません。その大地が幸運にも汚染された地域でないことも幸いしているかと言えます。生産地はすべてのルイボスティーが南アフリカ共和国の西ケープ州のケープタウンの来たにあるセダルバーグ山脈のところにだけ自生しているのを現地で栽培しています。それ以外のところでは育たないと言われています。茶葉というと、日本茶、紅茶、中国茶などの元になるお茶の木の葉を連想しがちですが、実はマメ科の植物の葉から作られています。だから、ノンカフェインなんですね。


【アンチエイジング効果も!】
最初に西洋文明人が発見したのは、ロシア人でした。地元のコイ・サン・マンと呼ばれる民族が栽培して飲んでいるのを発見したのです。コイ・サン・マンは他の隣接した民族に比べて見た目年齢が若く、ロシア人はコイ・サン・マンが飲んでいるルイボスティーがその秘密ではないかと母国に持ち帰ったのが西洋デビューの始まりです。現代では、研究が進みスーパー・オキシド・ディスムターゼ様酵素という活性化酸素を抑える役割をする酵素が多く含まれています。活性化酸素は老化だけでなく、様々な病気の元にもなります。