韓国映画「チェイサー」や「哀しき獣」の監督であるナ・ホンジン監督の3作目最新作「哭声(コッソン)」の観覧者人数が400万人を超えたと韓国メディアが伝えています。

映画振興委員会の映画館入場券の総合コンピューターネットワーク網の集計結果によると映画「哭声」が、5月21日に韓国全域で56万7315人の観客を動員し、その日のボックスオフィスの1位を独占したと伝えました。この日までの累計観客数は、405万3976人で、公式公開日の前夜公開から11日目には400万の観客を突破したと伝えています。
これは、公開18日目に400万人の観客数を突破し、5月公開作の中で一番早い興行速度を記録していた2007年公開の米映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」をはるかに超え、歴代5月公開作の中で最短期間の400万人突破の記録を更新しました。
また、同じく観客動員数を突破したソン・ガンホ主演の映画「弁護人」の公開11日目突破と同じ興行速度であり、ファン・ジョンミン主演の「国際市場で逢いましょう」や、リュ・スンリョン主演の「7番房の奇跡」の公開12日目、イ・ビョンホン主演の「光海、王になった男」の公開16日目の400万人突破よりもかなり早い結果を出しました。
映画「哭声」は、外地人が登場した後に始まり、疑問ある事件と奇妙な噂の中のミステリーが絡み合い、そこに関わる人々の話を描いた映画です。外地人役として、ベテラン日本人俳優の國村準が出演しています。映画「哭声」は、韓国で公開中です。