女性歌手グループ「Brown Eyed Girls」のメンバーで、現在ソロでも活動しているガインと、ケーブルチャンネルMnet「スーパースターK7」出身の女性歌手キム・ミンソが、映画監督のパク・チャヌクの最新作「アガシ(お嬢さん)」のOSTに参加し、ユニット曲で息を合わせました。
2人のユニット曲である「イムが来る声」は、「アガシ」のエンディング曲で、先日閉幕した第69回カンヌ国際映画祭の公式上映会で初公開し、世界の注目を集めました。
ガインとミンソの切ないながらも余韻を残したボイスを聞かせてくれる「イムが来る声」は、映画の最後のエンドロールに流れる曲で、これは劇中、キム・ミヒ演じる“アガシ(お嬢さん)”と、キム・テリ演じる“下女”の2人を再度思い出させるというもので、観客たちに深い印象を残す演出を施しています。
特にガインは、世界的な注目を集めている映画「アガシ」とのランデヴーを通し、その間、タンゴ、ジャズなど多彩なジャンルの音楽に触れ、その音楽性と美術性を同時に持った独創的なアーティストとしての一歩を確固しました。
今回、ガインと一緒に参加したミンソは、2015年ケーブルチャンネルMnetのオーディション番組「スーパースターK7」でトップ8まで登りつめた実力者です。当時はボーイッシュなスタイルとメッセージ性を強く表現した声で視聴者からの注目を集めました。今回、ミンソは世界からの関心を集めている話題作「アガシ」のOSTに参加するという圧倒的なキャリアを持ってのデビューとなり、ミンソへの期待感は、国内外でも大きいのは事実と言えます。
また、実力派ミュージシャンのユン・ジョンシン、チョ・ジョンチ、ハリムまでもを加え、「イムが来る声」の音楽的な完成度も期待されています。ユン・ジョンシンはプロデュースとして、チョ・ジョンチは、編曲者として、ハリムはセッションとして参与するなど、久しぶりに“シンチリム(信治琳)”(3人の名前の1文字を取って付けたグループ)がひとつになり、「イムが来る声」への没入度や、豊かで感性的な曲が完成しました。
音源公開は、映画公開以降の6月上旬の予定とのことです。