韓国で生活し、韓国の人と接していると本当に濃い味を好むというのがよくわかります。
実は、韓国で社会問題になっているのが血圧に関する健康被害です。
これは高血圧や動脈硬化などで、患者数は日本よりも多いと言われています。
大きな理由は塩分の摂取量で、比較的塩分量の多い日本食よりも韓国料理の方が塩分は高めです。
さらに昨今はチーズブームもあり、元々塩分量の多い料理にさらにチーズをかけて塩分を摂取しているため、さらに生活習慣病患者が増えるのではないかと危惧されています。

韓国の文化の特徴として1つのものが流行るとみんなそれに乗っかっていく傾向があります。
チーズがブームになれば、多くのものがチーズアレンジになりますし、ハニーバターが流行ったときには、お菓子からデザートまでみんなハニーバター味になる傾向がありました。
そして受ける味は「濃い味」という傾向もあります。
日本の出汁のような味さえも、自分たちで調味料を足してしまうお国柄からも韓国の人がいかに濃い味が好きかということが分かります。