俳優の菅田将暉の弟・菅生新樹がドラマ初出演を果たすことが決まったことを、各メディアが報じた。

出演するのは、LINEが運営するスマートフォン向けニュースサービス「LINE NEWS」の動画コンテンツ「VISION」で、クリエーターとともに発足した上下関係をテーマに縦形映像作品を展開するコンテンツレーベル「上下関係W(ワールド)」の縦型ミステリードラマ「トップギフト」(10月7日から毎週金曜午後6時、全10話)。

家族のいびつな関係を浮き彫りにする異色の縦型ミステリードラマで、菅生は少女の兄である元格闘家で、今は地下格闘技で戦いに明け暮れる物語の鍵を握る男・山下恭四郎役として出演するという。

今年6月に俳優活動開始を発表し、その後は「バーチャル高校野球」のCMや、9月3日に開催される「第35回マイナビ東京ガールズコレクション」に出演しているが、本作がドラマ初挑戦となり、俳優としての本格デビュー作品となった。

また、菅田のもう1人の弟でアカペラシンガー、こっちのけんとが8月31日に自身初のオリジナル楽曲「Tiny」を配信リリースしたことを一部メディアが報じた。



けんとは楽曲のほかに映像制作、ユーチューバーなど幅広い分野で活躍中。兄の菅田も出場した2019年のNHK紅白歌合戦では、RADWIMPSのバックコーラスを担当したという。

「Tiny」にはともに成長する兄弟をテーマに弟の兄に対する愛情、嫉妬、憧れなどの心情を込めた楽曲で、リリース日にはミュージックビデオ(MV)も公開。自身初のMVとなり、幼いころ、実際に兄と遊んだおもちゃも登場している。

「弟2人は兄と同じ俳優と歌手の道を歩み出したが、スターになった兄の存在がかなりのアドバンテージになっている。2人とも売れたら兄弟3人でコラボしたり、イベントを開催したりできるようになるのでは」(芸能記者)

菅田の弟2人のそれぞれの分野での活躍が期待される。