男性3人組音楽グループ・THE BEAT GARDENが9月23日放送のテレビ朝日「ミュージックステーション 4時間スペシャル」に生出演し、同29日に最終回を迎えた俳優の竹内涼真が主演を務める同局の木曜ドラマ「六本木クラス」の挿入歌「Start Over」をテレビ初披露した。

日本でも人気となった韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本版リメークの「六本木クラス」。初回放送から反響を呼んだのが、メロディーが韓国版と同じで歌詞を日本語にした、劇中で流れる挿入歌の同曲だった。

歌唱後、感想を求められたリーダーのUは、「もうドキドキしました。タモリさんが本当にいらっしゃるんだって、目の前にいて余計にドキドキして。また帰ってこれるように頑張るのでよろしくお願いします。ありがとうございました」と笑顔をみせた。

同グループは、2012年8月にU、REI、MASATO3人で前身となる「PEEK A BOO!!!」を結成。結成直後に東京に上京し、翌日すぐに現事務所にデモテープを持って売り込みにいくが、断られ続けるも、めげずに1年間事務所社長にデモテープと手紙を送り続け、2013年に事務所契約をつかみ取った。

14年に現在のグループ名に改名し、15年に2月、初のフルアルバム「WILL」が発売。オリコンインディーズランキングで、3位を獲得。

一時期はサポートメンバーがメンバーとして加入したが脱退し現在の体制に。17年7月に「Never End」でメジャーデビューを果たしたが、なかなかブレークのきっかけがつかめなかった。

「グループの原点はドラマの舞台にもなっている六本木で、10年前はアンプを乗せた台車をひきながら路上ライブに励んでいた。六本木で初めてのステージに立ち、以後、全国のライブハウスを地道に回る下積み時代を過ごし、六本木のテレ朝での『Mステ』初出演。ようやくブレークのきっかけをつかんだので大事なのは今後の活動」(芸能記者)

12月16日にShibuya WWWXで年内最後のライブ開催が決定。それまでの活動も注目される。