朝食に、デザートに、お菓子作りに。いろいろ使えて美味しい人気者、リンゴ。大量購入して、いつも常備しているお家も多いのでは?そのリンゴと一緒に保存すると美味しさがUPする食材があるってご存知ですか?

逆に、一緒に保存してしまうと、老化が早くなってしまう食材も。ちゃんと知って、いつもの食材保存に役立ててみてくださいね。


<リンゴと保存すると美味しさUP!な食材>

・キウイは甘さがUPする!
まだ青い、味の若いキウイはリンゴと一緒に袋に入れて保存してみてください。意外な甘さに驚くはず。

・アボカドはすぐに食べごろに!
若い状態でスーパーに並んでいることが多いアボカド。食べごろまで待つつもりがすっかり忘れて過熟状態に…なんて経験はありませんか?こちらもリンゴと一緒に袋に入れておくと、食べごろがすぐにやってきます。味の相性も良いリンゴとアボカドは、一緒にサラダにしても美味。

・じゃがいも、玉ねぎは寿命が延びる!
芽が出ると天然の毒素・ソラニンが心配なジャガイモ。芽が出ると食感が悪くなる玉ねぎ。これらの食材もリンゴと一緒に保存しましょう。上記の果実たちは早く熟れさせる効果がありますが、ジャガイモや玉ねぎは逆に休眠状態にしてくれて、芽が出にくい状態になります。

・焼き菓子、ケーキはしっとり!
通常、食べ残った焼き菓子の類を冷蔵庫に入れておくと、パサついてしまいがち。でも、こちらもリンゴと一緒に保存すれば、翌日もしっとり食べられます。

・秘密はリンゴが放出する「エチレン」!
リンゴは保存されているうちに、エチレンという物質を放出しています。このエチレンが、ほかの果物をより速く熟れさせる効果を持っています。また低温状態でのエチレンは、逆に芽の出る野菜を休眠状態にしてくれる効果もあります。


<リンゴと一緒に保存すると、老化が早まる食材も…>
逆にエチレンが追熟を早めすぎて、すぐに傷んでしまいやすい食材も。
エチレンが苦手、つまりリンゴと一緒に保存しないほうがいい食材は、以下のようなものがあります。

★キャベツ
★白菜
★ホウレンソウ
★ブロッコリー

これらの野菜は、リンゴと一緒に保存することで黄色く変色してしまうことがあります。
また、

★キュウリ
★トマト
★なす

なども、早く傷んでしまうので一緒に保存することは避けましょう。


<追熟効果のある果物は、リンゴだけじゃない!>
メロンや桃なども、リンゴと同じ効果があり、追熟させたいときにはお役立ち。ただ、季節を問わず手に入りやすいのはやはり、リンゴですね。

<まとめ>
いかがでしょうか。リンゴを保存したいときは、芽の出る野菜か、速く熟させたい果物と一緒に、と覚えておくと簡単ですね。また、リンゴ自体もどんどん熟してしまうので、悪くならないうちに食べてしまいましょう。


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