ある男性が言いました。



 


「結婚したら働いてもらいたい派?それとも家にいてほしい派?」


 しかし既婚女性も独身女性もすべての女性が疑問に思うはずです。



 


「それは男性が決めることではない。」と。



 恋愛に対して、結婚に対しての考え方や在り方は昔と比較すると自由になったように思えますが、女性が結婚することで悩んだり人生の分岐点に差し掛かったりと何かと苦難があることに変化は見られません。

 退職をすること、子どもを授かること、家事全般の生活を考えることなど、女性が主体となって考えているご家庭は少なくはないでしょう。

 それらはやはり、昔からの根底にある「女性は家にいるべき」という暗黙のルールが自然と受け継がれてしまっているからです。それらをここでは「女性に対しての偏見的思考」ととらえます。

 では、どうして女性が執拗に家庭に執着するよう求められるのか、それらは女性の「あるべき姿」が異性である男性に求められているからともいえます。すなわち「男性至上主義」。
 
 また、これらの形が成り立つには様々な理由も挙げられるのです。それらを覆す方法こそ女性の「あるべき姿“ではない姿”」すなわち「そうでない姿」を軸として持つことが重要であると考えられます。

 そこでここからは女性が結婚して家庭を持つ際に求められてしまう「あるべき姿」がどのような原因から生まれたのか、そして現代の女性が「そうでない姿」を求めることにどのようなメリットが生じるのかをご紹介していきます。



・「あるべき姿」編:1 出産






 第一に、女性が家事全般を任される理由としては出産が一つの考えとして挙げられます。それは母である女性が子育てから始まり、「100パーセントの母親」であることを同時に求められることから家の家事全般を完璧にこなし子育ても両立することを「求められているから」ともいえるのです。

 そのような生活環境では家での仕事を優先順位としてとらえ、外で自由に働きにでるという考えがなくなります。働きに出ることで家の仕事がおろそかになってしまうからなのです。

 反対に男性は出産する経験はなく、生活のために外で働くことが主流となっています。そのため、家庭を顧みる機会が少なく、女性が「優先的に」家庭を守ってくれているという思考から「女性=結婚したら家庭を守る」というルーツが出来上がってしまうのです。


・「あるべき姿」編:2 容量の良さ






 男性と比べて女性は細かいところまで気を配れる傾向があります。(個人差あり)そのため、家事の隅々まで見通せることから「向き不向き」といったら女性がプライベートを守れる家事を担当するべきだという考えを持つ人も多いようです。

 もちろん個人差はあり、男性でも繊細な方や女性でも大雑把な方がいます。しかし昔ながらの傾向としてはほとんどの家庭が女性の担当でした。

 向き不向きで仕事の配分を決めることは良いようにみえますが、それらを模範することで「女性が家事をやらなければならない」という客観的思考が生まれるのです。他人の家庭を参考にするのは良いことでも、まるで当たり前のように担当を決めてしまう固定的ルールは悪い傾向にあります。



 


ここまでご紹介した中以外でも理由や自由は様々です。これが女性が結婚で求められる姿だとしたら結婚生活に楽しさが見出せません。

 では、反対に現代の女性の自由性を当てはめた「あってはならない女性の姿」とは結婚においてどのようなことが挙げられるのでしょうか。ここからご紹介することで結婚に対するイメージも払拭されるでしょう。



・「そうでない姿」1 役割分担






 今は当たり前のように女性が外で働くことができる時代です。そのため結婚しても女性が仕事をやめなければならないなんてことはありません。しかしお相手の男性も働いている「共働き」家庭であれば、家事などはどうすればよいのでしょうか。

 そこで男女関係なく「役割分担」をします。上記でもご紹介した「向き不向き」の良い特徴をここで発揮します。男性女性に限らずどちらがどの仕事に向いているかを話し合い、日々の家事を分担していきます。

 協力することによって生活も安定するだけではなく、共同作業でもコミュニケーションを図ることもできて夫婦仲、家族間の仲は良いものとなります。お互い協力しあう方が一緒に生活しているという実感を肌で感じることができます。



・「そうでない姿」2 主夫






 聞きなれているようで聞きなれていない「主夫」という存在は、新しい家庭の象徴ともいえます。女性が外で働き男性が家庭を守るというスタイルです。

 近年では「期間限定主夫」という形もあり、例えば女性が出産して1年間育休を取得して社会復帰をしたときに入れ替わりで男性が育休を取得してかじをするというスタイルです。

 新しい形であることに違和感を覚える方も多いと思いますが、これらの形が社会的に認知されつつあります。「出産して仕事を休むから女性は働かなくていい」なんて言葉はもう理解してもらえないほど。







 ここまで女性の結婚生活についてをご紹介していきましたがいかがでしたでしょうか。決して自分の「やりたいこと」や「こんな結婚生活を送りたい」ことの希望をあきらめずに家庭で一度女性があるき姿を見つめなおしてみてください。


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