たまには湯気の上がる焼きたてのパンが食べたいなぁ、でもそんなに近くにパン屋さんがないし、自分で作るにしても、材料も買いそろえないといけないし、そもそもパンって発酵時間の温度管理とか大変そう。できるだけ簡単に美味しいパンが食べられないかしら?と、なんと、そんなわがままを叶えてくれるレシピがあります。今日は発酵いらずのパン本を出している、ヤミーさんのパンレシピをご紹介いたします。






パンというと真っ先に思い浮かぶのが、時間をかけてイースト菌などの酵母を発酵させるレシピ。パンが膨らむためにはとっても重要な工程なので手は抜けないのですが、実は失敗が多いのも、この「発酵」の工程なのではないでしょうか。季節によって、温度や湿度の管理が難しいので、慣れていないとあまりよく発酵がさせられず、結局ふくらみが悪くて想像し


たようなもちもちパンにはならなかった、というお話をよく耳にします。私も経験者の一人。一度は焼き上がってみたらクッキーのようにカチンコチンの固まりになっていて、これはパンなの?と、疑いたくなるような出来上がりでした。その経験から、パン作りは無理とあきらめていたのですが、ヤミーさんのパンは簡単、美味しい、早いの三拍子そろっていて、文字通り目からウロコでした。






今回作ってみたのは、扶桑社から出ている『発酵いらずのパンとすぐできるスープ』より、ヨーグルトブレッドです。
レシピではトースターで焼けるとありますが、今回は魚焼きグリルで挑戦。琺瑯のバットにアルミ箔を敷いたところに生地を流して焼きました。30分ほど加熱したら出来上がり。このレシピ、卵も牛乳も使っていないにも関わらず、思った以上にもっちもちで、味はパンそのものでした。ヨーグルトをたくさん使うので、ヨーグルト風味になってしまうかと思いきや、そんなこともなく、ミートソースやホワイトソース、付け合せの野菜の味も邪魔しない立派なお食事パンでした。

材料を計量するのも面倒くさがるほどの私でもモチモチパンが焼けたことに感動。ぜひオススメしたいレシピ本です。お試しください。





(C)wowKorea