女性の転職というと、男性とはちょっと違った目線で見なければならない時があります。今後絶対に出産はしない、家事の担当も男性の方が多くなる、そうわかっているならば別ですが、そうでないなら転職時に考えておきたい条件があります。

まずは、今自分がどのライフステージにいるかを確かめましょう。人生における重要な分岐点は、受験や成人、就職、結婚、出産、家の購入、退職などたくさんあります。そのうちのどこにいるのかで、次のステージには何が待ち受けていそうかを予測します。その上で転職しても続けられそうと思えるところにすると、長く同じところで勤めることができます。




例えば、マイホームを購入したのであればそこから遠い職場や転勤がある仕事は避けたいところでしょう。それなら、転職時に優先すべき条件は「家からの近さ」となります。これを第一条件にするなら、地元情報誌や地元の求人サイトを中心に探した方が効率的になります。

子どもが欲しいと考えている場合には、育児をしながら働けるところを狙うことも考えておきましょう。フルタイムだと子どもの面倒をみてくれる人がいないと苦しいため、時短勤務ができるところがおすすめです。ある程度子どもが大きくなったらフルタイムに戻ればお金の心配もしなくて済むでしょう。




身体があまり強くなかったり、バリバリ働いてやりがいを求めるよりはお金がそこそこもらえればそれで良いという考えの場合、営業がない事務職を希望することも大事です。仕事中に座っていられるかどうかも転職時に見ておきたい重要な条件です。残業が少なかったり、ノルマなどがないところであれば働きやすいでしょう。

このように、一言で転職と言っても人によって求める条件は異なります。それは同じ女性であってもです。何を優先し、何なら捨てられるのか、それを整理しながら求人サイトを見てみましょう。希望通りに働けるところに絞り込みができれば、履歴書作りや面接に使う時間も最小限で済みます。

(C)wowKorea