ヘアオイルを塗ってもなかなか髪がサラサラにならないという悩みがある場合、その原因は何にあるのでしょうか。ヘアオイルそのもの?それとも髪質?実は、このどちらでもない原因が隠れていることがあります。それは、髪の梳き方です。

髪の毛はショートであればあるほど健康的で、ロングであればあるほど毛先がパサついてくるなどのトラブルが発生します。ロングヘアになると髪も重たくなり、途中で梳くこともあるでしょう。ヘアオイルを塗っても髪がサラサラにならないのは、この時の梳き方にあります。髪の表面ではなく中の方を梳いたとしても、毛先が外にはねてくるとそこが傷んでいるように見えるのです。




髪を梳く際、最もボリュームがあるのはトップで、毛先に行くにしたがって毛量が少なくなるようにしていきます。そのため、毛先より少し上の方が傷んでいるのは梳いた髪の毛先が外側に出てきてしまっているからかもしれません。

ヘアオイルは確かに髪に潤いをもたらしてくれ、コーティングが得意です。これで良くならないのは、毛先が痛み切ってしまっているためで、切ってしまった方がよりキレイになると言えます。もし修復を試みるのであれば、ヘアオイルではなくヘアミルクを使ってみましょう。ヘアオイルは髪の表面をコーティングするのに対し、ヘアミルクは髪の中に浸透していきます。




髪を切ることなく手っ取り早くパサつきを押させるなら結んでしまうのが一番でしょう。パサつきが気になる位置で結べば、髪がひっぱられてまっすぐに見えますし、ヘアゴムで隠れる部分もあります。

これからサラサラヘアを目指すのであれば、髪を梳く時にその位置がまばらになるようにするか、もしくはより中の方を梳くようにして髪の表面や人から見えるところは一切触らないように美容師さんにお願いするべきです。毛量が気になるようなら、上手くレイヤーを入れてもらってウルフカットにすることなども検討してみましょう。

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