職場などで、独り言がとても多い人はいませんか?初めて会った場合には最初自分に向かって何か言っているのかと思った人も多いはず。では、常に独り言を喋っている人はどのような理由で独り言を言っているのでしょうか。これがわからないとちょっと怖いですからね。その理由を解明していきましょう。

もちろんその人なりにいろいろな理由があるわけですが、独り言が多い人の中でも、それを確認作業としている人は多いです。独り言を言わない人からすると心の中で言えば良いのにと思うところですよね。けれど、声に出して言うことでより記憶を鮮明にし、忘れないようにと努めているという理由があるのです。




また、独り言が多い人の特徴として、失敗が怖いという共通点があります。「自分がしなければならないことを忘れてしまったら上司に怒られる」、そんな恐怖心から、確認作業を常に行おうと独り言が多くなります。怒られることに対して他の人よりも恐怖心が強い人にこの傾向が見られます。

確かに失敗をしないため、確認作業として独り言をするのは効果的ではありますが、周りからするとちょっと気になってしまいますよね。一度気になるとずっと気になってしまって集中力が途切れてしまう、イライラするという人も。よって、もし真似をするのであれば別の方法での確認作業が良いでしょう。




独り言は声に出すことで忘れ物を防止するのであれば、ここは王道ですがメモを取る習慣を付けてみてはいかがでしょうか。心の中で反芻しても、それは声に出すより効果が薄いものです。口を動かす代わりに手を動かすことで記憶力を維持しましょう。

今度職場で独り言を言っている人がいれば、それはその人なりの確認作業なのだと認識してみてください。それによってイライラが減少するかもしれません。理由がわからないものに対してイライラするので、それがわかれば考え方も変わります。相手に悪意はないのだとわかるだけでも違うでしょう。

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