皆さんは、自分や周りの人が「気にしすぎる」性格だと感じたことはありませんか?潔癖症ではないのだけど、1つのことが気になってしまう場合、それはHSPという気質かもしれません。小さなことだけれど人より少し物事に敏感な人のことを言います。

誰しもに多少なりともこだわりはあると思いますが、人から「几帳面だね」とか、「潔癖症なの?」と言われたことがある場合はHSPかもしれません。これは病気ではなく単に気質に名前が付いているだけなので気にすることはありません。このような人は世の中にたくさんいます。そして最近、気質などにやたらを名前を付けることが流行っているのです。




具体的に何が気になるのかというと、例えば家族でも部屋の中にいる時にドアを閉めてくれないと落ち着かないといった例があります。相手は廊下から部屋の中を見られても気にしない性格でも、廊下を通る度に部屋の中にいる家族を見てしまうのが嫌だ、なんとなく気を遣ってしまうなどの気持ちがわきます。

これは海外でも起こっており、留学をした日本人学生が、部屋にいる間ドアを開けっぱなしにしている学生の部屋の前を通る度気まずい思いをしたという経験談もあります。そこを通らないとトイレへ行けないのでとても嫌だったそうです。




潔癖症とはちょっと違う気がするけれど、周りがそう言うからそうなのかなと思っている場合には、HSPという気質があることを理解すれば安心できるのではないでしょうか。自分はやっぱり潔癖症ではなかったんだと把握できますし、周りに説明する際にもこの言葉があった方が便利でしょう。

できれば、気にしない性格になりたいと願う人もいます。色々なことに気を遣わず生きられたらさぞかし気楽だろうなと思うからです。けれど、これは気質なのですからそう簡単に自分の思うようにはなりません。自分のことなのにコントロールできないともどかしい思いをするかもしれませんが、それも自分という人間の一部なのだと受け入れてあげてくださいね。

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