海外に飲みにケーションはあるの？

日本では飲みにケーションという文化がありますが、海外でも同じような文化はあるのでしょうか。実際に行ったことがないとなかなか知れないことですが、女性で海外文化に興味を持っている人が多いこと、海外転勤をするにあたって知っておきたい人がいることから、今回は海外の飲み会について解説します。

日本の飲み会というと、仕事終わりに職場の皆、または一部で居酒屋へ足を運ぶことを言いますよね。けれど、西洋ではそのような文化はありません。上司や部下、同僚とパブへ行くことはあっても、それは仕事関係だからではなくプライベートでも仲が良いからです。




西洋では、飲み会では仕事の話はあまりしないそうです。あくまで仕事とプライベートははっきり分けるのが海外流。だから、仕事が終わったのにまだ職場の人間と飲み会に行かなくてはならないことを仕事の延長と捉えるのです。

日本の飲み会文化を知った外国人の中には、行きたくもない飲み会に行く理由がわからないと言っている人も。しかしこれを聞いて私たち日本人もその人に同意する節がありませんか？仕事場意外で自分のプライベートな時間を削ってまで飲み会に参加しているのは滑稽でしょう。それでも和を重んじる日本人はそれを断れないという不思議文化に属しています。




ただ、最近では若者を中心に飲みにケーションに否定的な人もいますよね。上司からすると飲み会の席だからこそ知れない仲間のことがわかるので、職場でのコミュニケーションが円滑に進むと考えます。しかし、海外や若者の考えではそうではありません。

確かに飲み会には良い面も悪い面もどちらもありますが、考え方が違う人がいるのは当然です。よって、これから飲み会があるとすればそれは行きたい人だけが行けるようにセッティングしてもらいたいものです。自分の時間とお金を望まないことに使うのは、理解できない、変な文化と思われても仕方ありません。和も大事ですが大事にしすぎるのも考え物ですね。