辛い指先や足先の冷えに悩んでいませんか?
冬場だけでなく、夏でも冷房が入っている場所が多いため、1年を通じて悩まされる人も増えています。
冷えて辛い時には即効性のある方法で温めることで楽になりますが、根本的に冷えにくい体を作ることも大切です。
冷えにくくなる習慣をご紹介します。


●無理な食事制限をしない
人間には『代謝』といって体内で熱を作る働きを持っています。
代謝で熱を生み出すには糖質・タンパク質・脂質が必要で、ビタミンやミネラルには働きを高めてくれます。
無理な食事制限で栄養が足りなくなると、うまく熱が作れなくなり冷えてしまいます。


●ビタミンEとタンパク質を意識して摂る




中でも意識的に摂りたいのはビタミンEとタンパク質です。
血行が悪くなると体が冷えますが、ビタミンEには血行を良くする働きがあります。
また、熱を生み出すのは筋肉なので、筋肉を落とさないために良質なタンパク質も必要になります。
アーモンドなどのナッツ類にはビタミンEが、魚や卵には良質なタンパク質が豊富です。


●身体を動かす習慣をつける
タンパク質を摂るのに加えて、身体を動かす習慣をつけて筋肉をつけることも大切です。
男性より女性に冷え性が多いのは、筋肉が少なく生み出す熱量が少ないからだと言われています。
いきなり運動を始めても続かないので、エスカレーターではなく階段を使ったり、歯磨きしながらかかとの上げ下げをするなど、無理なく生活に取り入れられることに取り組んでみましょう。


●体を温める食材をとる




食材には体を冷やすものと温めるものがあります。冷やす食材をなるべく避け、温め食材を取り入れましょう。
ねぎや根菜、発酵食品などが体を温めると言われています。
ショウガやシナモンといったスパイスも体を温める効果があるので、普段の飲み物に少し入れてみるのも良いですね。


●冷たい飲み物を控える
ドリンクはホットか常温で飲むようにして、冷たいもの、特に氷の入ったドリンクは控えめにしましょう。
内臓が一気に冷えて働きが悪くなってしまいます。


●体を締め付ける服や靴を避ける
服や靴がキツくて締め付けている状態だと血行が悪くなり冷えてしまいます。
冷えが気になるのなら、補正下着やピタピタすぎるスキニー、履いていてキツく感じるパンプスなど体を締め付けるアイテムは避けましょう。


冷えは万病の元とも言われ、放っておくと病気に繋がることもあります。
血行が悪くなるので、お肌にも悪影響です。
冷えの原因になる生活習慣は変えていきましょう。

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