身近な美容食・卵を食べよう！

2021/08/29 12:00 コメント

物価の優等生と呼ばれて安価で手に入れやすい食材、卵。
実は卵は、美肌やダイエットにも効果バツグンな美容食でもあります。

●卵は『完全栄養食』
卵にはビタミンCと食物繊維を除いて、全ての栄養素が含まれています。
そのため、『完全栄養食』と呼ばれるほど！
中でもたんぱく質、ビタミン類、鉄が豊富です。
たんぱく質はアミノ酸から作られますが、人間の体内では合成できず食べ物から摂取する必要があるものを必須アミノ酸と呼びます。
卵にはこの必須アミノ酸がバランス良く含まれているんです。
そのため、卵のたんぱく質は良質なたんぱく質とされています。

●ダイエット中のたんぱく質補給にピッタリ
卵は質の良いたんぱく質を含んでいるのに、カロリーや脂質は控えめでヘルシーな食材。
そのためダイエット中のたんぱく源にピッタリです。
無理な食事制限をすると筋肉が減ってしまって代謝が落ち、結果的に太りやすい体になってしまいます。
しっかりたんぱく質を摂って筋肉をキープできるようにしましょう。

●卵で美肌になるわけ
肌のハリを保つコラーゲンもアミノ酸から作られます。
バランス良くアミノ酸を摂取できる卵は、美肌を作ってくれると言えるでしょう。
体内のコラーゲンは年齢と共に減少していってしまうので、食材で補うことが大切です。
また、肌だけでなく髪や爪もたんぱく質でできているので、美髪や丈夫な爪を作ってくれます。

●ビタミンCも併せて摂ると効果アップ！

コラーゲンを作るにはビタミンCが必要ですが、残念ながら卵にはビタミンCが含まれていません。
卵は鉄分も豊富ですが、吸収率をアップさせるにはビタミンCが必要です。
そのため、卵の栄養パワーをフルに発揮するにはビタミンCも併せて摂るのが効果的です。
パプリカやブロッコリー、キウイ、いちごなどがビタミンC豊富な食材です。

●卵は1日1個まで？
「卵はコレステロールが高いから1日1個まで」と聞いたことがある人が多いでしょう。
しかし、現在では食べ物でコレステロールを摂っても健康に影響はないとして摂取基準がなくなっています。
1日1個以上食べても問題ありません。
ただし、特定の食材ばかり食べるのも良くないので、他の食材もバランス良く食べましょう。

自炊できず食事のバランスが悪いなという時でも、卵なら簡単に追加できるのでストックしておきたいですね。