果実と砂糖を瓶の中に閉じ込めて作る、自家製シロップ。
炭酸やお水で割って飲むとさわやか、お湯割りにすると冬でも楽しめる甘い飲み物になります。
その他にも、料理に使ったりお菓子に作ったりとアレンジ自在。意外に簡単に作れるその作り方と、多彩なアレンジ方法をご紹介します。


とっても簡単!自家製シロップの作り方

<用意するもの>
・お好きな果物 1kg
・砂糖(上白糖だと色がきれいに仕上がります。よりナチュラルさを求めるならキビ砂糖)1kg
・濡れ布巾かガーゼ
・発酵用の広口瓶(梅酒を作るときのビンがおすすめ。煮沸消毒しておく)
・保存用の瓶(注ぎやすいものだと便利)


おすすめの果物は?
・りんご
・いちご
・キウイ
・バナナ
・レモン
・桃
・梅
・梨


野菜でおすすめなのは?
・しょうが(かんきつ類を混ぜるとベター)
・青菜
・キャベツ
・にんじんなど
※ニンニクやネギなど、ニオいの強いものは避けましょう。


STEP1 材料の下ごしらえ
入れたい果物や野菜をよく洗います。無農薬のものを使う場合は皮ごと、農薬が気になる場合は皮をむいて、一口大に材料を切ります。

STEP2 漬け込み
砂糖、果物、砂糖、果物、砂糖と重ねて瓶に入れていきます。ふたは密閉せず、軽く開けるか、濡れ布巾をかけるだけにしておくとしゅわしゅわと発酵してきます。

STEP3 かきまぜ
良く洗った手を拭き、一日に一回上下を返すようにかきまぜます。材料にもよりますが、夏場で1週間、冬場で3週間、十分にシロップが出て泡立ち始めたら完成です。

STEP4 濾して瓶詰め
目の細かいザルで濾して、煮沸消毒した保存用の瓶に詰めます。







アレンジ自在!酵素シロップの楽しみ方

まずは飲用に!
ストレートに水割りをしてもおいしく、炭酸で割るとさわやかに。お湯で割ると温かいので、気分転換や、禁酒をしている人にもお勧めです。
しょうがとレモンのシロップを炭酸で割ると、自家製の安心ジンジャーエールに。

肉料理に!
しょうがのシロップはそのまま生姜焼きにも使えますし、肉を醤油などと合わせてつけておき、焼いてもおいしく楽しめます。
その他、カレーの隠し味にも、甘くて深い味が楽しめます。

お菓子に!
シロップをお菓子に入れて使ってもいいですし、濾して残ったフルーツを細かく刻んでケーキに入れても触感が楽しめます。


いかがでしょうか。自家製シロップの瓶が並んでいる光景は、なんとなくわくわくとしてきませんか。夏場は、冷蔵庫に入れるなど温度管理にも気を付けましょう。手をかけて育ててあげることで、より美味しさが楽しめますよ。


(C)wowKorea