皆さんは、自分がひとりでいた方が心地よいと感じる方だと思いますか?もしそうだとしたら、それは心配事をなくしたいと思っているのかもしれませんよ?無意識で、潜在意識のレベルでそう思っているのだとしたら、これからもひとりの心地よさを追求していった方が過ごしやすいでしょう。

ひとりでいた方が心地よいと思うことが、どうして心配事をなくしたいと思っていることと繋がるのか。理屈はこうです。例えば家族、例えばペット、例えば恋人、関係が深い人がいれば、彼らが病気になったり困っていたりしたら自分もつらくはありませんか?一緒に暮らしているとなるとより距離が近いので心配してしまいます。




よく、一度ペットを亡くして悲しかったからもう飼わないと言っている人がいます。あれも、心配の種となるものを極力少なくしたい、自分の大切なものを減らしたいという思いから発露するものです。

このような理由によって、ひとりが良いのは心配するのは自分のことだけで十分と思っているのです。誰かと一緒の空間にいると、それがたとえ家族でも気を使ってしまうというのも心配事が増えることですよね。だからできるだけ自分の部屋などでひとりで過ごしたいと思ってしまいます。




ただし、これは別に悪いことではありません。結婚したら相手のことが気になりますし、子どもができればさらに心配は増えます。結婚しなくても、嫌でも親が年を取ってきたらやはり心配は増えます。心労は少ない方が精神衛生上良いのですから、ひとりでいるというのは上手くストレスを避けていると言えるでしょう。

自分のことは自分で抱えられても、家族や親しい人のことまでは抱えられないと思うのなら、これからもその防衛策を講じていくべきです。人にはそれぞれのキャパシティーがあるのですから、受け入れられないことまで無理をして受け入れることはありません。いざとなったら周りに相談するとして、それまではひとりを楽しみましょう。


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