食品の冷凍や保存食に使えるジッパーバッグは、空気が入ると状態が悪くなってしまうだけではなく乾燥します。
そのため、閉める時は空気が入らないように意識することが大切。

閉める時少しずつ間隔を空けて閉めようとすると、ジッパーの合わせる部分がズレて隙間ができてしまい空気が入りやすくなります。
空気が入らないおすすめの閉め方は、端から端まで一気に閉めることです。

隙間が空いていないかどうかを確かめたい場合は、ジッパーを閉めた後袋の下を左右に引っ張ってみてください。
入り口部分が開かなければ、きちんと閉まっている証拠です。




もうひとつおすすめの閉め方は、ボウルに水を入れてその中に食材が入ったジッパーパックを入れることです。
ジッパー部分を少し開けた状態で入れると、水圧で中の空気が自然と押し出されて綺麗に閉めることができますよ。

そして食材や塩・コショウなどの調味料がジッパーバッグの止める部分に挟まっていると、隙間ができてしっかり閉まりません。
保存食などの食材をジッパーバッグに入れる時は、止める部分を外側に折り返した状態で入れるのがおすすめです。

また、少量のサラダ油やオリーブオイルをジッパーバッグにプラスしてみてください。
食材のうまみがキープできるだけではなく、油が袋を密着させて空気が抜けやすくなりピッタリ閉めることができます。

1度使用したジッパーバッグを、もったいないからといって2回使うのはおすすめしません。
衛生的にも良くないので、保存食などの食品に使用したジッパーバッグは、そのまま処分するようにしましょう。




ジッパーバッグは用途によって、ポリエチレンの厚さが異なります。
用途が異なる形で使用した場合、袋が破れてしまう可能性もあるので注意しましょう。

一般的に販売されているジッパーバッグの耐熱性は100℃ですが、現在は100℃以上に対応したものも販売されています。
100℃以上に使用できるタイプなら、電子レンジに使用することもできるので料理の幅が広がります。


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