宅建の資格が就職で活躍する資格として、社会人女性から注目を集めています。
宅建士は不動産の取引に際し、5人に1人は宅建資格が必要とされている需要の高い職業です。

宅建士の主な仕事は、取引物件の水回りやガス・電気設備等の重要事項をお客さんに説明したり、
取引の支払い方法や額、支払い時期に関する書面に責任者として書き記す業務となります。

毎年およそ20万人近くの受験者がいて、国家資格の中で規模が最大級を誇る人気資格です。
しかし合格率は15%程と低く、一見すると容易に取得できる資格ではありません。




難易度だけで言えば、全資格の中では中間です。
ただ、実践向けの資格なので、人によって向き不向きが出やすい業種と言えます。

宅建士に向いている方は、建築物や住居に関心を持ち、
建物の外装や内装を模様替えしたり、設備の追加や撤去に携わってみたい方。
また、街並みを眺めると好奇心が湧く方は、宅建士として仕事を楽しめます。

高額な取引に応対する必要があるので、正確さが最優先で問われる業務です。
宅建士は高額な取引の対応力を求められるため、ミスをせず仕事に慎重さを持って取り組める方は適性があります。

建物の取引には、お客さんに物件説明の義務があるので、接客や現地案内の機会が多く、人と話すのが得意な方は宅建士は向いています。




宅建士としての働き方は、専任宅建士とそうでない宅建士で差が生じ、専任宅建士は、土日祝に勤務しなければならないといった機会も増えます。
専任でなくとも事務や営業等、一部の業務やバイトとして働くことも可能。

コミュニケーション能力に自信の無い方は、宅建士に向いていません。
お客さんからの相談を様々な形で受け、交渉や説明をするのは最低限必要な能力です。

ケアレスミスが多い方は、まずそのミスを減らさなければ資格取得の段階でかなり厳しいと言えます。
宅建士として働くとしても、ミスが目立つとお客さんへの信頼を失ったり、計算ミスや説明漏れが一つでもあれば、多額の賠償責任を負うことにもなりかねません。


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