田舎暮らしのメリットだけを見てデメリットに目を向けず、実際に始めてみると必ず痛い目を見ます。
都会から田舎で暮らすとき、環境の変化があるのかを把握して、
田舎暮らしにシフトチェンジできるかを、よく検討するのが移住の失敗を防ぐために必要です。

・給料が安い、限定的な就職先
田舎で得られる仕事は都会に比べて平均給与が安い傾向にあり、経済面で田舎での生活が成り立たなくなる可能性も。
就職先や便利な施設が都会より少ないので、びっくりするでしょう。

田舎での仕事の選択肢は、都会より多くありません。
就きたい仕事に思うように就くことができず、自分の得意分野とは全く違う職種を選択しなければならないといったケースもあります。
移住前に仕事先や、欠かせない施設が近くにあることを確認しましょう。




・近所付き合い
田舎は地域的な結びつきが強く、地域住民と接する機会が増えます。
田舎では、祭りなどのイベント・班や組合の会合・ゴミ管理・川掃除等、行政に頼りきりにできない回しきれない行事が多く、住人自らが地域貢献している場合が殆どです。
都会で暮らしていた頃より、プライベートな時間が取りにくく窮屈さを感じる可能性があるでしょう。

・利便性
田舎に魅力を感じる方であれば、趣味や関心のある施設に関して気にしない方もいます。
主に不便と感じるのは、コンビニやスーパー・学校・病院・職場等、生活するのに必要な施設が近所にない場合です。
移住先とその周りの利用したい施設との距離は、事前に調べておく必要があります。




近くに公共交通機関があり、距離と本数が十分にあるかも重要です。
車やバイクを持っていると、移動面での煩わしさが多少減ります。
しかし、車は維持費が高いのも知っておきましょう。

・自治体や移住体験で下調べ
デメリットが大きすぎて、移住先で困る方は少なくありません。
移住先での生活は、前もって実体験するなどしてより確実に都会との違いを比較することをおすすめします。
移住体験や、自治体による移住相談を受け付けている地域もあります。
しっかり下調べをすることで、移住の失敗を減らすことができるでしょう。


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