アルバイトから正社員になれる、正規雇用制度について気になっていませんか?
法律では正規雇用制度は定義されておらず、会社によってその条件は異なるので、アルバイトから正社員になりたいときは、会社にその制度が導入されているか確認する必要があります。

全てのアルバイトが正社員になる機会を与えられるわけではありません。
気になる方は、直接会社の方に相談してみましょう。

また、正社員とアルバイトで想像している働き方に差が生じることがあるので、その要点を押さえる必要があります。




〇メリット
・仕事内容
大半は3年以上の業務経験を積んでから正規採用されるので、業務内容がアルバイトの時と共通する部分が多く、すぐに仕事に馴染めるようになります。
転職や他の会社に就職するより、活躍の機会が豊富です。

・保険
正社員では社会保険や福利厚生が付きます。
アルバイトでも労働日数や時間によっては社会保険を受けることができますが、正社員で受けられる福利厚生も含めるとかなり差が出てきます。

冠婚葬祭・傷病手当・住宅手当等、もしものときに安心できるのが、正社員になるメリットです。

・就職後のギャップ
アルバイトから就職した際のギャップは、比較的少なくすみます。
アルバイトの時に働きやすい環境だと感じたら、そのまま正社員として働き続けることが可能。

職場が変わって人間関係の構築をやり直す必要がなく、正社員では今までの関係性を引き継いで働くことができます。




〇デメリット
・責任
アルバイトの時と違い、仕事で失敗をしてしまったときの責任が重くなります。
失敗したときの給与や経歴に及ぶ影響が、アルバイトの時より大きくなることに注意しましょう。

・待遇
職場によって正社員の待遇には、差があります。
正規雇用によって、仕事量が相対的に増えるでしょう。

・機会
そもそもアルバイトから正規雇用を目指して働いていると、正社員として働ける可能性は低くなります。
正社員になるには他の企業と同様、面接や試験に合格できるだけの技量や知識も必要になるので、就職条件に向けた勉強が必須です。


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