今や私たちの生活に欠かせないスマホ。

電車の中を見渡すとほとんどの人が顔を下に向けスマホを見ているのは異様な光景です。

気付くとスマホを手に取り、近くにないと不安になり、スマホがまるで体の一部のようになっている方も少なくないのではないでしょうか。

そこでスマホが私たちの身体に与える影響やそれに対しての対抗策などを解説していきます。


1.なぜ人類はスマホに夢中になるのか

私たちは1日に2600回以上スマホを触り、平均して10分に1度スマホを手に取っているそうです。
脳は新しい知識や情報を欲するようにできています。
スマホのページをめくるごとに脳がドーパミンを放出するため私たちはスマホを触ることを止められなくなるのです。

2.スマホが人類に与える影響

スマホにより凄まじい量の情報にさらされマルチタスクになると集中力を低下させてしまいます。
また、熱心にスマホを使う人ほどストレスの問題を抱えている率が多いのも研究で報告されています。
そして何よりも影響を受けるのが睡眠です。
ブルーライトはメラトニン(眠りにつく時間を体に知らせるホルモン)の分泌を抑える特殊な効果があるからです。

3.最善の対抗策は運動

運動をすることにより、衝動を我慢させること、集中力を高めること、ストレスを予防することができます。
人類の進化の過程で、身体のコンディションのいい人の方がストレス源にうまく対処できたので、運動することがストレスや不安に強くなります。




4.どのような運動が適しているのか

研究により、あらゆる種類の運動が知能によい効果を与えることが分かっています。
運動によって一番改善されたのは、知能的処理速度だそうです。
最大限にストレスレベルを下げ、集中力を高めたければ週に2時間、さらに分割すると45分を3回身体を動かすことです。


このように、スマホは私たちにとって、とても魅力的で便利な物ではありますが身体に及ぼす悪影響も知っておくのも大切なのではないでしょうか。

人と一緒にいる時、寝る直前、夜中までスマホを手放せないのはやはり問題なのではと思ってしまいます。
また、運動が身体だけではなく、メンタルの様々な症状にも効果的だというのは嬉しい情報ですよね。

デジタルデトックスを時には取り入れ、心身ともに健康でいられるように心掛けましょう。



参考文献:スマホ脳

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