健康面に気を遣う時、そしてダイエットを意識している時や健康診断の結果で血糖値が高めといわれた時に糖質摂取の量を減らそうと思う人も多いはず。
糖質の摂取が気になった時に、ご飯を減らす、甘いものを減らすといった工夫をすると思いますが、使用する糖の種類を見直してみるのも対策になります。
おすすめする糖類ではてんさい糖やはちみつなど、色々な種類がありますが、今回は黒糖(黒砂糖)について注目してみましょう。

●黒砂糖は沖縄・鹿児島で作られている
黒糖は黒砂糖と呼ばれており、沖縄や鹿児島で栽培され収穫後に絞り汁を煮詰めて固形の状態にしています。
未精製の状態のまま作られているので、茶褐色の見た目です。

●白砂糖よりも黒砂糖の方がカロリーが低め




家庭で使われる糖として使われているのは上白糖ですが、上白糖と黒砂糖の成分を見てみると、黒砂糖の方がカロリーが低いです。
・黒砂糖 352kcal
・上白糖 391kcal

●黒砂糖は白砂糖よりビタミン・ミネラルが含まれている
もし調理などに砂糖を使うなら栄養面で優れている方を使いたいですよね。
上白糖より黒砂糖の方がおすすめしたいポイントは栄養面にあります。
上白糖はビタミン、ミネラルがほとんど0という数値なのですが、黒砂糖はミネラルが含まれています。
ミネラル成分は体の機能をサポートしてくれるありがたい存在。
特にカリウムが100gあたり1100mg、カルシウムが24mg含まれています。
ビタミン類も微量ではありますが、ベータカロテンやビタミンB群が含まれているのです。
特にビタミンB群のビオチンは糖質の代謝にも役立つビタミンで、34マイクログラム含まれています。

●黒糖はコクがあるので満足感がある
黒砂糖は精製されていない糖で食べた時にコクがある味です。
甘みをつよく感じるので、上白糖よりも使用量を少なめにしても良い味わい。
つまり摂取量自体を減らす事にもつながるのです。

●黒糖は料理にもおすすめ




料理の際に黒糖を使うとコクがプラスされる、照りが出やすくなるというメリットもあるので料理にもおすすめ。
使用する際は、上白糖より少なめに使用しても満足できる味に仕上がります。

●黒砂糖を選ぶ時のポイント
黒砂糖として販売されている商品の中には、他の糖分を混ぜて販売しているものもあるので注意してください。
選ぶ時は商品情報の原材料部分を必ずチェックしましょう。
原材料のところはサトウキビ100%のものを選ぶようにします。
サトウキビの他に○○糖○○蜜といった他の糖分と思われる材料が表示されていないものを選びましょう。

※糖の栄養成分については「文部科学省 食品成分データベース」より参考


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