女性であれば、体から発する臭いに気を使う人がほとんどだと思います。
臭いのケアは、キレイでいるために重要なことはもちろん、マナーとしても大切なことです。

体臭だけでなく、口からの臭いはとても気になるところです。口臭が気になっていると、せっかくの楽しい会話にも集中できず、心の底から楽しむことができなくなってしまいます。そこで、口臭のケアについてご紹介します。

■口臭の原因
口臭は、様々な要因によってもたらされています。

・食べ物
食べ物が口臭の原因となることはよく知られています。にんにくやたまねぎ、ニラなどの臭いの強い食べ物を食べた後は、口臭が強くなってしまっている可能性があります。

口の中に付着した臭いだけでなく、内臓にたまったこれらの食材から臭いが出てしまっていたり、消化され血液中に溶け出した食べ物のにおいの原因物質によって臭いが発生したりします。

臭いが気になるからといって、これらの臭いの強い食べ物を一切食べないということは不可能なので、大切な予定のある前日には臭いの強い食材を摂取することを避けるなどして口臭予防をしましょう。また、これらの食材を食べた後には臭いを消すためのタブレットや飴玉などを使うことで、多少は口臭を減少させることもできます。

・口腔トラブル
虫歯や歯周病などの口腔トラブルは、口臭の原因となっている可能性があります。虫歯や歯周病は、口の中でウイルスや細菌が繁殖してしまっている状態です。ウイルスや細菌は、臭いの大きな原因となります。これらの口腔トラブルがあるにもかかわらず放置していると、口臭はどんどんひどくなってしまいます。

・内臓トラブル
口腔トラブルや食べ物は、口臭の原因となることは良く知られていますが、内臓のトラブルが口臭の原因となることはあまり知られていません。内臓の状態がよくないと、体の老廃物がたまりやすく結果的に悪臭を放ってしまっている恐れがあります。特に胃腸は口臭に大きな影響を与えます。

胃腸が弱っていると消化機能も衰えてしまうので、うまく消化されない食物が悪臭をはなったり、消化液が悪臭の原因になってしまったりします。口腔トラブルもなく臭いの強い食べ物を食べた覚えもないのに口臭が気になる場合には、内臓のトラブルを疑ってみましょう。

■口臭のケア方法
口臭は、毎日のケアによって防ぐことができます。

・口腔ケアを怠らない
歯磨きは、口腔ケアの基本です。食事の後には、歯を磨く習慣をつけましょう。
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスなどを併用すると、より効果的です。また、舌に付いた汚れも口臭の原因となってしまう可能性があるので、定期的に落とすようにしましょう。

・食生活を見直す
食生活を見直すというのは、臭いの強い食べ物を控えるということではありません。口臭の原因となる内臓トラブルは、食生活の乱れによって引き起こされている可能性が高いため、口臭を根本から消すためには普段の食生活を見直す必要があるのです。

毎日のように肉や脂っこいものを食べる習慣がある場合、内臓に負担をかけてしまっているおそれがあります。また、毎日のように飲酒の習慣がある人も、内臓が弱ってしまう可能性があります。

野菜やくだものなどのデトックス効果のある食材をとるように心がけたり、胃腸を休める食事を取る曜日を決めたりと内臓をいたわる習慣をつけることがおすすめです。

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