大きなショッピングモールが増え、通販サイトも増えている昨今、個人商店やセレクトショップのようなお店でお買い物をすることが減ってきました。今の20代などはもうすでに大型のお店ですべて事足りる時代に生まれているので、小さいお店で買い物をした経験がほぼないという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、「小さいお店」だからこその魅力と、ちょっとしたマナー、入りにくさの解消法までご紹介します。


・「小さなお店」だからこそできること
大型店が増える一方で、小さなお店、こだわりのものだけをそろえたセレクトショップも根強く残っていたりします。扱っているものは、手作りの品、アンティーク雑貨、ファッション、小さなカフェなどもありますね。大型店や通信販売では味わえない、小さなお店だからこその魅力とはなんでしょうか。

・お店丸ごと、一つの世界!
小さなお店はほとんどの場合、店主の好みやこだわりによってデザインされています。中に置かれている雑貨や商品も、一つの世界観や独特の選び方で揃えられています。お洒落な雰囲気が楽しめたり、お店に行くこと自体がわくわく感をもたらせてくれます。

・店員さんと仲良くなれる!
小さなお店は、面積も狭く店員さんも少ないのが普通。ただ会話を楽しむだけでもちょっとしたリフレッシュになります。商品のことや買い付け先のことを聞いたり、お店を立ち上げた経緯なんかも聞いているうちに、人生相談ができるような間柄になることも。

・気になっている品を、手にとってみられる!
通信販売の品で気になっているものがあっても、届いてみると写真のイメージと違ってがっかり、という経験は誰でもしたことがあるのではないでしょうか。そんな時は近くのセレクトショップでそれを扱っているところがないか探してみましょう。実際に手に取らせてくれるので、本当にそれがイメージ通りの品なのかどうかが分かります。

・オーダーメイドができる!
職人さんが自分で経営しているお店や、職人さんと仲の良いセレクトショップの人だったら、自分の願いを伝えることで思い通りの品を作ってもらうこともできます。世界に一つしかない一点ものが、予算の範囲内で手に入れることができるのもこういった小さいお店だからこそです。

・小さいお店は入りにくい!?
魅力いっぱいの小さなお店。とはいえ、小さいお店って中がどうなっているのかわからないし、入ったら買わないと出られないんじゃ…と入る前から不安になることも。その不安を解消する方法をご紹介します。

・ホームページやSNSでチェック
小さいお店でも、Facebookページやホームページを作っているところがほとんど。特にSNSでしたらチェックインした人も分かるようになっているので、大体の中の様子が分かったり、どういった層の人に人気なのかもわかります。SNSの友人が行ったことがあるお店だと、ちょっと入りやすくなりますね。

・友人同士の話題に出してみる
気になるけど行ったことのない小さなお店は、友人と一緒に行くのもいいですね。友人の集まりのときに話題に出すと、「行ったことあるよ」という声が聞けたり「一緒に行こうよ」という話になることも。一人で行くより抵抗感も少なくなりますね。

・買わないと気まずい…
大きいお店と違って、小さいお店は買った、買わなかったが露骨にわかるのが気まずく感じてしまう場合があります。でも、お店の方の側からしたら「買わずに出るお客さん」は普通にあることです。大切なのは、きちんと挨拶をすること。「また来ます」「ありがとうございました」と一声かけて出るだけで、お店屋さんにも「マナーのいい人だな」という印象を持ってもらえます。

<まとめ>
小さいお店だからこその魅力って、結構あります。何度か通ううち、「モノを買う」ではなく、「この人から買う」という信頼関係ができてくることがあります。信頼できるお店、信頼できる店員さんという人のつながりは何物にも代えられない価値があるもの。気になるお店には、気負わずちょっと覗いてみると新しい出会いがあるかもしれません。


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