WHOが定めた世界共通のUVケア指標「UVインデックス」によると、東京では4月から紫外線が非常に強くなるとされています。
冬場はなんとなく気が緩みがちですが、そろそろ本格的にUVケアを開始する季節です。

これからの季節、紫外線による肌の老化を加速させないためにも、今回は改めて日焼け止めの正しい使い方をおさらいしていきたいと思います!


◆SPFやPA値が高ければ安心!という意識の人は要注意




紫外線による肌への影響を遮るための日焼け止め。その効果はSPFやPAなどの数値で表されています。
SPF値が高いほど長時間UV-Bによる影響を遅らせることができ、PA値が高いほどロングUV-Aを防ぐ効果があるのですが…その効果は、正しい利用の元で発揮されるものです。


◆顔の日焼け止めの使い方4ステップ




市販の日焼け止めの多くに、使用方法や使用量が記載されているはず。基本的にはその方法に従うのが鉄則ですが、ここでは一般的な日焼け止めの使い方をご紹介します。

1.スキンケアを行う
日焼け止めはスキンケアのあとに塗りましょう。しっかり保湿したあとに塗れば、皮脂崩れや乾燥が防げます。

2.適切な量の日焼け止めを顔の数か所に乗せる
一般的に、クリームタイプならパール1粒分(×2回)、ローションタイプなら1円硬化(×2回)程度を目安に手に取り、顔の数か所に乗せます。
乗せる場所は、両頬、額、鼻、顎あたりに。2層式タイプやローションタイプなどは、使う前によく振っておくこともポイントです。

3.指の腹全体をつかって塗り広げる
日焼け止めを乗せた箇所から顔の外側に向かって、指全体を肌に密着させるようにしながら均一に塗り広げていきます。

4.もう一度2~3ステップを繰り返す
日焼け止めは2回に分けて重ねづけを行うと、塗り漏れを防げますし、しっかり肌に馴染ませることができます。

首に塗ることも忘れずに!首には顔に使う2回分の量を目安に手に取り、数か所に乗せてから塗り広げます。


◆ボディへの日焼け止めの塗り方




面積が広い腕や足には日焼け止めを直接、線状に出しましょう。その後、手のひら全体で馴染ませるように塗り広げていきます。
手の甲や足の甲、ひざなどにも塗り忘れないようにしてくださいね!


◆一番重要なのは「塗り直し」




朝出かける前に日焼け止めをしっかり塗ったから完璧!と思いがち。でも日焼け止めは、汗などで流れたり、洋服でこすれたりして落ちてしまいます。
とくに汗をかく夏場やスポーツをしたとき、海やプールで泳いだあとは、塗りなおすことが大切です。

また、美肌をキープしたいなら2~3時間おきの塗り直しがおすすめ。メイクしている顔などには、スプレータイプがあると便利です。

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