留学をすると人生観が変わるとはよく言いますが、このありきたりな言葉の真意とは何なのでしょうか。恥ずかしさからあまり深いところまで語らない人が多いのですが、本当に人生観や価値観が変わるのならそれを知ってみたくはありませんか?今回はその意味を明らかにしていきます。

もちろん留学によって人生観が変わったというのは人によってその中身が違いますが、多いのは「もっと個性を出していいんだ」と開放的になれたという話です。




日本文化では「出る杭は打たれる」ですよね。皆に合わせることが美とされており、平和主義で輪を重んじます。けれど、海外ではその逆で個性を伸ばすことが良しとされています。この違いを実感し、皆に合わせなくてもいいんだ、もっと自分をさらけ出していいんだと新たな世界を体感している人が多くいます。

このことは知識として知っている人もいますが、体感することと知っているだけでは全く違います。けれど、残念ながら留学を終えて帰国するとやはり一人飛びぬけているように思えて、周りに合わせる生活に戻ってしまう人も一定数いるようです。せっかく感じた自由も、環境が変わればその文化に馴染まないといけないと思ってしまうのだそうです。郷に入っては郷に従えということでしょうか。




また、留学をするとその語学学校や大学を目指してやってきた世界中の人達と知り合いになれます。そこから彼らの人生観を知ることで、人生にはあらゆる選択肢があることを学ぶという人もいます。中学を卒業したら高校へ行き、その後は進学か就職という一般的なレールをぶち破っている人を見れば視野が広くなるのです。

これもやはり、頭ではどんな道へ行っても良いと思っていてもなかなかそれを実行に移した人は見つけられません。それが海外ではたくさん見つかるので刺激を受けるのも当然なのでしょう。たくさんの生き方を知ったことで、今後もレールに敷かれた道を歩むだけが人生じゃないと気付けるそうです。

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