仕事に行きたくないなと思うものの、行ってしまえばそう嫌でもないという経験はありませんか?心配していた会議も思いのほかスムーズに終わって拍子抜けしたり、この人とは馬が合わないなと思っていたら今日は機嫌が良いように思えたり。仕事に行くことはストレスに思えるものの、このように人と関わることで起きる良い面もあるのです。

もし、今から家庭に入ってずっと家のことをしているとしましょう。自分で時間をコントロールできたり、期限のある仕事がないことに安堵し、しばらくは主婦業を楽しめるでしょう。けれど、それもずっとだと人と話したくなったりして寂しさを覚えます。




家族との会話だけでは物足りなく感じ、家にいる日数が増えれば増えるほどあれほどストレスだと思っていた仕事もやりたいと思ってきたりします。

仕事に行って人と会話するというのは、自分が思っている以上の良い効果をもたらしています。特に精神的な面で助けになっていることは、一度仕事をせず一定期間家に引きこもっていると実感できるでしょう。それくらい、一定以上の人とのコミュニケーションは心に潤いをもたらしてくれるものなのです。

心に元気がなくなった時も、休むよりむしろ仕事に行って人と喋った方が回復しやすい人もいます。会話をすれば作り笑いであれ笑顔は作るので、これが良い効果をもたらします。家にいると家族には気を遣わなくて済むため、ますます笑わないようになるからです。




愚痴を言う人よりは、明るい性格の人と話すようにしてみましょう。自分にも元気を分け与えてくれるような気になれます。大きな声で話し、快活だと思う人の周りにいれば自然と元気も出てくるものです。その人と特段親しくなくても、そばにいるだけで気分は違うでしょう。

仕事が嫌だと思いつつも、いざ辞めてみると仕事がしたくなる。人間はどこまで強欲なのだろうと思わされますが、そういうものなのです。仕事をすることで精神が健康に保たれている面もあるとわかれば、これからの仕事も少し頑張れるような気がしませんか?

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