せっかく四季がはっきりしている日本に住んでいるのですから、その季節の移り変わりを風流に感じてみるのはいかがですか?最近忙しくていつの間にか季節が変わっていってしまうなと思ったら、それを感じるきっかけになる俳句に挑戦してみることをおすすめします。

俳句というと中学で触れるものですが、実際に自分が作るとなるとちょっとハードルが上がりますよね。しかし、最初はそんな本格的にやろうと思う必要はありません。自分が感じたことをそのまま5・7・5に込めるだけで良いのです。季語を入れるのが俳句のルールなので、それで強く季節を感じられるようになります。




春なら春に限定するのも良いですが、ざっくりしているなと思ったら春の季語を1つに絞って自分で題材を作るのもおすすめです。今までそれについてじっくり考えてみたこともなかったものだと、自分の中の新しい考えに気付くかもしれませんね。季語は無数にあるので長く楽しめますし、考えることならいつだってできるので家でも外でも作れます。

より本格的に楽しみたくなったら、俳句を出句してみましょう。俳句の本には、全国から集まった俳句がたくさん載っており、厳選された人のみの句が紹介されていたりもします。それに載ったらかなり腕が上がってきた証拠ですよね。このように、俳句は自分のレベルが上がったかどうかも確かめられるところが醍醐味なのです。




俳句は色々な場所の風景を読んだものなどがあることから、あまり出かけない人には向いていないと言われることもあります。しかし、実際はほんの些細な日常のことから作れるのでその必要はありません。家の中でふと感じた季節感、本当に何気ないことを句にしてみると案外良い作品ができたりします。

自分だけが知っている句にするのは惜しいので、是非出句して自分の実力の変化を楽しんでみてください。ネットで簡単に応募できるものもあります。川柳と違って季語が入るので、季節を愛でながら楽しめる高尚な趣味になりそうですね。

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