長年「肌を柔らかく整えてくれる」と根強い人気がある乳液先行美容。
試したことはないけれど気になっている人も多いのではないでしょうか。
先行型乳液の使い方、メリット・デメリットをお伝えします。

●乳液先行って?
通常は化粧水→乳液の順に使用しますが、乳液先行はその名の通り、先に乳液を使用します。
肌にフタをするタイプの乳液ではなく、バランスの良いうるおいを与えてくれるブースターのような感じです。

代表的なブランドはアルビオン、コスメデコルテ。





アルビオンのホワイトライズミルクの場合、規定量はコットンに3プッシュ。




なかなかの量ですが、くるくると隅々までなじませていくと肌の上にベタベタ残ることはなく、後から使う化粧水を弾いたりもしません。

●乳液先行のメリット
洗顔後すぐに使うことで肌をほぐし、水分と油分のバランスを整えてくれるので、後から使う化粧品が浸透しやすくなります。
また、肌に残った油分や汚れを乳液とコットンで絡めとって落とす効果も。
拭き取り化粧水とブースターの役目を併せ持っているようなイメージです。
ごわつきや化粧水がなかなか肌に浸透しないというお悩みにピッタリです。
また、今まで乳液を使ったことがない人のデビューにもおすすめ。
ベタベタした感じが残るのが苦手な人も、膜感が残らない先行型乳液なら使いやすいはずです。

●乳液先行のデメリット
まず第一に挙げられるのが、時間と手間がかかること。
通常なら化粧水・乳液の2ステップで済ませられますが、先行型乳液の場合は乳液と化粧水の後にフタの役目を果たす美容液かクリームが必要になります。
アイテム数が増える分コストもかかりますし、ステップが増える分時短で済ませたい人には向きません。
もう1点注意したいのが、コットンによる刺激です。
使用量が多いですし、乳液と同じブランドのコットンは質も良いのですが、ゴシゴシこすってしまう癖があると摩擦が起きて刺激になってしまいます。
敏感肌でコットンを使うとすぐ赤くなってしまう人は難しいでしょう。

今と違ったスキンケア法を試してみたい、今のスキンケアに満足していないという方は一度試してみてはどうでしょうか?


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