健康のために運動をするなら、利き手利き足と反対側の手足も運動させてあげる意識を持ってみましょう。エクササイズなら身体全体を使った上手い構成になっているのですが、球技など、利き手や利き足の方をより使うものの場合は反対側も使って満遍なく身体を動かすことをおすすめします。

例えば、家の庭や公園で野球やゴルフ、テニスの素振りをするとしましょう。この時、当然バットやクラブ、ラケットを持つのは利き手となり、それに合わせて足を動かしますよね。テニスなら左右に来たボールを打つのである程度利き手以外の方の手も使いますが、それでもメインとして使うのは利き手となってしまいます。




これではバランスが悪く、筋肉痛になるとしたら利き手や利き足の方だけとなる可能性もあります。健康のための運動なら、普段はしない利き手と反対側での素振りをやってみましょう。最初は違和感がありますが、慣れれば自然なフォームとなるはずです。実際にはプレイしなくても、身体を全体的に動かすことを目的としてやってみましょう。

ボールを壁に向かって投げる時でも同じです。利き手を使っていると翌日筋肉痛になるのは利き手の方だけですが、利き手以外の方でボールを投げることでバランスよく運動できます。上手くできない方は、利き手でボールを投げる時のフォームを確認してから真似てみましょう。だんだん違和感がなくなっていきます。




利き手と違う方で素振りをしたりボールを投げたりすると威力は弱くなりますが、普段使わない筋肉を使うので運動効果は利き手と同等、もしくはそれ以上あります。もちろん無理はしない程度で行ってくださいね。

利き手と違う方を使えば、それに付いてくる足も逆になるので下半身の強化もできます。まだまだ先のことと思っていても、年と共に歩けなくなるのは勘弁ですよね。だから上半身を鍛えるなら、同時に下半身も上手く使って鍛えていくと効率的で将来のためになります。

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