誰しも、ついてない日ってありますね。一つうまくいかないだけじゃなく、ちょっとした失敗がどんどん続いてしまうと、ついイライラ、落ち込んでしまいますよね。そんな「なんかダメな日」はどうして起こるのでしょう。そのメカニズムと、そんな日を上向きにするコツをまとめました。

「なんかダメな日」なぜ起こるの?
一つや二つ、うまくいかないだけじゃなく、その日やることはすべてがうまくいかない、そんな日はなぜ起こるのでしょうか。いくつかの説を上げてみます。

バイオリズム説
ウィーン大学の医師、博士が患者の様子を観察・記録していたことから『バイオリズム』を発見しました。身体周期は28日、感情周期は23日だといわれています。加えて1920年代にオーストリアの生物工学の教授が学生の成績から知性にも同様のリズムがあることを発見。知性周期は33日と言われ、この3つの周期を総合したものがバイオリズムとして生誕日から計算されています。

つまり、生まれたときから、うまくいく時期と行かない時期があらかじめ決まっているということですね。

引き寄せの法則説
一つや二つのミスなら、だれでも、どんな時でも起こるはず。でもその時に「あぁ、うまくいかない」と思ってしまうその「想念」が次のミスを引き起こす、ということがあります。落ち込むことで余計に集中力が削がれ、より思わぬ結果を引き起こす。これには、「引き寄せの法則」が関係するといわれています。

負けを取り返したい心理説
人は何かで負を感じると、その負を「取り返したい」という心理が働きます。それは、たとえばギャンブルで負けた人が「次賭けたら取り返せるかもしれない」と長々賭けつづけてしまう心理と似ています。負けたまま帰ることができないという心理が、引き際を見失い、より望まない方向へと無茶な賭け方をしてしまうケースです。

「なんかダメな日」どうすればいいの?
なぜ何もかもうまくいかない日があるのかには、上のような説があります。それを踏まえて、実際「ダメな日」の最中にいる人はどうすればいいのでしょう。何か上向きになるヒントはあるでしょうか。

「そんな日もあるさ」とあきらめる
じたばたして余計に墓穴を掘ってしまうときは、引き際を見極めることが肝心。負けを取り返すのは調子が良くなってからと割り切り、一度引いて、これ以上ミスを起こさないように心掛けることが自分を守ることにもつながります。バイオリズム上では、どうしても「調子の悪い日」はあるとされています。それを認めてしまうのも一つの手です。

動作をゆっくりにしてみる
焦れば焦るほど、次のミスが起こりやすいもの。敢えて不要な予定をキャンセルするなどしてゆっくりと時間を取り、動作を心持ゆっくりにして着実性を増すようにしましょう。

シンプル化する
結局、今日は何をしなければならないのか。ダメな日に多くのことを成し遂げようとすると、うまくいかないことが増えてしまう結果になることもあります。それを防ぐために、共同してもしなければいけないことをシンプルにしておく必要があります。ごちゃごちゃとしてしまうときは一度メモに書きだしたり、デスクの回りを片付けて見た目からシンプルにするのも効果的。

口角を上げて、乗り切る
口角を上げるだけでも、ポジティブなエネルギーがわいてきます。焦って悲しくてすべて放り出したいときは、何もできなくてもまず口角だけあげてみましょう。気持ちが少し明るく変わってきます。

まとめ
いかがですか?誰しもよくない時はあります。よくない時があるからこそ、良い時が引き立って見えるのです。暗闇の中を走り回っても怪我をしてしまうだけの時は、停滞することを選ぶのも勇気ですね。


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